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カテゴリ:おでかけ
夏休み中は、代理オルガン弾きの仕事の季節。
正規のオルガニストが休暇中、替わりにミサや結婚式で弾きます。 本日よりシーズン突入、試験の週以外毎週仕事が入っています。 夏休みだから出席している信者さんも少ないし、牧師も代理という日もあります。 今日はいつもお世話になっている隣村の聖霊教会。 天然ボケ系の60台の牧師と姉御系の女性牧師がいて、教会以外に学校や老人ホーム、病院でもミサをあげています。 今日はミサの後で姉御の誕生会がありました。 欧州人は見た目より実は若いということがありがち。 この方は珍しく、もう少し若いかなと思っておりましたが、40になられたと。 誕生会は本人主催でお客に御馳走することになっています。 特に大台に乗る時には盛大にお祝いします。 うちのタヌキの小父さんが60になった時はレストランで食事、チアガールの余興付きでした。 ちなみに、こういうパーティーの余興に出張ストリップっつーのもあるそうで、巨大ケーキの中から踊り子さんが出てくるとか。(ドイツの芸能週刊誌Bunte参照) 閑話休題。 こういう御祝いで出てくるのはハムやサーモンなどを載せたバゲットの薄切り、発泡ワインSekt、ケーキ、コーヒーなどです。 今まで一番粋だったのはオペラの本番の日に誕生日を迎えた演出家が、舞台上で皆が乾杯する場面で、いつもの水ではなく発泡葡萄酒をグラスに入れて驚かせてくれた時。 さて、家に帰るとタヌキが『結婚記念日おめでとう。』と言う。 えっ!?23日だったっけ。 ごめーん、忘れてた。 ということは我々の縁結びの神、結婚式で証人になった金髪の女医『ドイツのミニオスカル』の誕生日じゃないか。 現在フランス・アルザスで仕事しているミニオスカル(推定身長148cm)、前述しましたがフィリピン、ピョンヤン、フランス領ギアナ、パキスタンに仕事しにいった歴戦の勇士でございます。(戦争したんじゃなくて治療したんですよ、念のため。) 『誕生日おめでとう。』 『結婚記念日おめでとう。』 暑すぎて食欲がなかったけど、子供を先月交替した住み込み弟子ワン子ちゃんに頼んで結婚記念日の食事に行きました。 いつも同じイタ飯屋というのもマンネリなので、今回は違うところに。 オーデンの森の入り口にあるホテル&レストラン、『キツネの水車』Fuchs'sche Muehle 。 『高いドイツ飯だけど日本人駐在員のお気に入りだから絶対旨い。』というタヌキのお勧め。 水車屋を改造した建物にも味があります。 グラスワインの白、私はGrauburgunder(仏・ぴのぐり)タヌキはRiesling。 前菜は『オマール海老のカルパッチョ、Pfifferring茸ソース』をシェア。 これ、名前替える方がオーダーが増えると思います。 実際は茹でてあるのにカルパッチョというのはいかがなもんでしょうか。 ソースはキノコソースというよりオマールソースのような気がしたけど、日本料理のような白い角皿に盛り付けて見た目も綺麗だし味も良かったのです。 メインはタヌキが『鯛のソテー、ニンニク入りホウレン草とパスタ添え』、 三代目は『オマール海老とステーキ、ハーブニンニクソースとカリカリジャガイモパンケーキ添え』。 前菜の海老よりプリプリした身が二つもついて、ステーキも絶品。 二つの料理が一つになったようで、値段は高いけどお買い得です。 デザートのシャーベット盛り合わせも2人で食べれる内容、パッションフルーツ、リンゴ、オレンジの三種の果物とシャーベット、斜め線に掛けたチョコレートソースで飾ってあります。 画像は領収書だけです。 写真を撮るムードじゃなかったので想像してくださいませー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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