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【10月 26日 水曜日】
今日は定休日明けで、配送の方も二日分となるし、周太が出場する種目も無く、兵庫県の応援をしに、本来ならば、岡山は玉野まで馳せ参じて行かねばならない所を、店にて仕事をしていました。 夕方にカリフォルニア・ワイン・ファンがご来店。 ★シドゥーリ ソノマ ピノ・ノワール[2004] ★シドゥーリ ゲイリーズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール[2002] 私のマイブームのワインが2本開いたのです。 「リキさん飲み比べしたいでしょ」 もう私は、二日餌をもらっていない愛犬ドッポの気持ちがよく分かった気がするほどです。 この二つのワインはどう違うの? シドゥーリという生産者、ピノ・ノワールという葡萄品種は二つとも同じです。 では何処が? ソノマはその葡萄産地が、ソノマ郡の範囲のピノ・ノワール。 ゲイリーズ・ヴィンヤードは、モントレー郡の中の、ゲイリーズ畑のピノ・ノワール。 より狭い地域の産地に限定されているのが、ゲイリーズの方なのです。ピノ・ノワールは地域の気候特性、土壌などを如実に表現するため、ニューワールド系のカリフォルニアでも、その産地はワイン名に、細かく表示されます。 (色調) 明るいルビー色、浅い色調に透明感を感じるが、グラスの向こうが見えないほどに、双方濃い。比較すれば、少しだけゲイリーズにレンガ色を見て取れるのは、やはり2年先輩のためなのでしょうね。 (香り) フレッシュなイチゴを凝縮したような香りのソノマにたいして、イチゴに綿菓子、若干の甘草のニュアンスを感じる。厚みをゲイリーズに感じます。 (味わい) ソノマ:明るいイチゴの果実味、若いのに香りと味わいが一致して、濃厚さを見せるのにキュートな印象。ミルキーにしてクリミーな開き方を見せてくれます。 ゲイリーズ:香りほど甘さを持たない。ボディ感をしっかりと感じさせ、酸味を持たせる。コーヒー、なめし皮、タバコ、あの高級系ピノ・ノワールの複雑さをしっかりと持っている。 少し後で、更に酸味が際立って見せてくれたのは、このワインの熟成ポテンシャルの長さを期待させた。 自分のマイブームなのか、シドゥーリは、本当に楽しいワインです。 その土地を素直にピノ・ノワールを通じて伝えてくれています。それが、高い畑物であろうが、郡名であろうがです。そして何より好感を持ってしまうのは、カリフォルニア・ピノによくみられた、オリエンタルスパイスな印象が無いのが、この頃、カリ・ピノに惹かれる大きな要因だろうか。 伸びやかなスタイルの中に豊かさを詰め込んだ、シドゥーリに自分の中にブームが起こるのでしょうね。 でも、ふと気が付いたことがある、タンタラで感じる偉大さにまで至らない。高価ではあるが、その高価なところをキッチリとフォローしているに、留まるだろう。 いや、コレは自分の物差しで、趣味の世界の話です。 お客様には、大きな顔して、お勧めできる、かなりレベルの高いピノであることに確信をもてます。 人気blogランキングへ ↓10月中に4本以上お買い上げで、送料が無料ですよ(^o^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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