スパニッシュデザインジュエリー

2007年07月31日

今日はスパニッシュデザインジュエリーのお話です。

イタリア、フランス、スペインとそれぞれの国にはデザインの特徴が
あるのですが、エキセントリックなデザインを生み出すのはスペインだと
思うのですね。やっぱりラテン系が作り出すデザインは他民族のそれとは
一味も二味も違うものがあると思います。

それにデザインの優秀な国は多くの画家を輩出している国でもあると
思うんですね。スペインと言えば、なんと言っても「ピカソ」!!「ミロ」
「ダリ」が浮かびます。おっと古典の巨匠達も忘れてはいけませんね。
「グレコ」や「ベラスケス」「ゴヤ」など本当に才能溢れる画家が
スペインには多いですね。

でも思うにスペインのデザイン土壌は首都のマドリッドよりバルセロナの
ほうがおもしろいのが多いのです。写真の2社ともに何故かバルセロナなの
ですね。シルバージュエリーで思うことですが、やはり原価が違うせいか
本物の18Kと宝石を使った会社のデザインより思い切った斬新なデザインが
多く、またスタイリッシュでもありますね。でもおもしろいのは本物の
宝石の会社より、シルバーを作っている会社の方が企業的に大きい会社
なんですね。まぁ、理由は簡単ですけど・・・・。

前半のシンセティックストーンを使ったデザインジュエリーはAS&ASという
ところのもので後半のシルバージュエリーはjoi'd Art というところの
ものです。二社ともこの他にも多彩なラインを揃えていて6、7年前は
ほんとうに良くスペインの見本市に出かけていました。懐かしいですね。