ViViANi 宝石店の絵日記

八月のお盆の頃になるとイタリアンジュエリーの展示会の案内状が
イタリアの各社から届くようになります。中でもこのGavelloの招待状は
いつも封筒がゴールドのマット仕上げという凝ったつくりの国際郵便です。
まぁ、こういう商業写真を見るたびに勉強させられますね・・・ホント!

そう言えば「よさこい祭り」のオフィシャル・カメラマンの東京のNさんは
いつも「よさこい祭り」の前日にViViANiにひょっこり現れては飲んだ
くれて撮影に行くのですが、彼の本職はファッション・カメラマンなのですね。
来月はパリ・コレクションとミラノ・コレクションを撮りに行くのでいつも
ミラノかパリで会おうと言うのですが、僕らがイタリアのVicenzaoroへ行くのが
早くNさんがミラノ入りする頃には、逆に僕達は香港ジュエリーショウへ行って
しまうので結局、ここ何年か言ってるばっかりで全然会えていません。Nさんは
それが終わると東京コレクションのために東京に戻ってしまうので結局は
すれ違いばかりなのですね。

昔、ViViANiもNさんにスタジオ撮影でジュエリーを撮ってもらったことが
ありましたが、それは!それは!スゴク綺麗でしたね。さすがプロがスタジオで
暗幕をすべてに張り、中型のカートリッジ式のフィルムカメラを使い撮ったものは
全然、格と出来が違います。やっぱり「餅は餅屋」ということですね。

この間、Nさんが言っていましたがパリやミラノ・コレクションでのカメラマン
の場所取り合戦はスゴイんだそうです。満員電車の中で肘鉄の応酬をしながら
カメラのシャッターを押し続けるみたいなもんだそうです?!納得?
カメラのレンズが通せるスペースさえ確保出来ればなんとかなるのだそうですが
ときには、その隙間さえない事もしょっちゅうだそうです(大変です?!)
また脚立から落ちるなんて事もざらで鉄製のカメラバッグがガンガン足に当たって
いつも擦り傷だらけになるってボヤいてました。

優雅に歩くスーパーモデル達の花道の下では壮絶なバトルが展開されている
という訳です。何事もお仕事は甘くはないということですかね???



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