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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:読書
ジュリエットX(エクス)プレス 上甲宣之 (2007.3.15読了) 図書館の新刊コーナーをつらつらみているときに、目にとまった本です。 近くの図書館では、本の帯を表紙裏にはっつけています。 なので、あらすじや「○○氏絶賛!!」といったあおり文句を読むことができ、 この作品も、「『24』を超えるリアルタイムのベル!!」というあおり文句に つられて借りてみました。(笑)上甲さんは失礼ながら知りませんでした。。。 「リアル鬼ごっこ」著者 山田悠介 大絶賛! 遥が年明け直前に高校の寮で目撃した瀕死の生徒。一方同じ時間、遙のルームメイトの真夕子は誘拐された子供を寝台特急で探し、遙の教師の自宅には強盗が侵入していた! 接点がない3つの物語が45分後衝撃の結末へ!( 出版社/著者からの内容紹介) 『24』を超えているかどうかは、『24』を観たことのない私には分かりません。 でも、「超える」というのはちょっと大げさなような気がします。。。 ボリューム的に本の厚みの割には文字間がすかすかなので、あっという間に読めちゃいました。 確かに、展開も早くノンストップで楽しく読めます。 読書スピードの遅い私が、平日1日で読んでしまうと言うのはなかなかありませんよ!! ただ、気に入ったかときかれると・・・むむむとなっちゃいます。 読んでいる間は、続きが気になり本当に一気に読みましたが、その先の着地点としては、 ほぼ予想通りで、感心するまでには至らなかったというのが正直なところです。 ここからはネタバレ感想です。(反転) 藤岡先生が麗美を殺害したという推測までは、ほぼ予想通り!! 強盗の正体も何となく想像つくし、動機も復讐でしょ!と思ったらやっぱり。。。 ここまで予定調和で来ると、あまりにも工夫がなさ過ぎるわ~と残念に思ってたら、 最後の最後で、藤岡先生は犯人でなく、永実子による監禁だったというオチでした。 ちょっとしたサプライズでそれはそれで良かったですが、この真相、どこかに伏線あるのかな?? すごく、唐突な気がしました。 麗美が監禁されていたというのは、食堂の幽霊騒ぎや停電が伏線となってるので、良いですけど。。。 中心人物となっている3人のどの少女も、懸命に事態に対処しようとする姿が 読んでいて思わず応援したくなります。 読後感も悪くありません。 いろいろ書きましたが、総じて考えるとまずまず楽しめたのかも。。。(笑) TBさせて頂いた日記 *モナミ*(v_のん_vさん ) やすくんの今日の一冊(yasukun0402さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/06/26 04:23:37 PM
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