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カテゴリ:哀
毎夜、ウォーキングしている
雨が降っている日、極端に疲労が溜まっているとき以外はほぼ毎日 1時間強、ただひたすら歩く 健康のためにも良いし、歩いているときは何も考えずにいるので、汗も掻いて、一種のストレス解消になっている 今日は夜から雨が降るという予報になっていた 新聞の朝刊に載っている天気予報では、雨は21時過ぎからで、その降水確率は30%とのこと 今は20時まえ ならば雨の心配はないだろうと、仕事から帰宅して早々、急いでウェアに着替えると外に繰り出した 歩き出して、しばらくしてのこと ポツポツと雨粒が身体に当たり始めた 初めのうちは“これぐらいなら…”と、気にも留めなかった けれども時間が経つにつれ、その雨脚は次第に増してきた 無理してこのまま雨のなかを歩き続けて、風邪でも引いたら元も子もない 途中から引き返すことに決めた とは言え、これから家に戻るにしても、歩いて20分くらいはかかる 雨は止む気配を見せるどころか、いよいよ本降りに 容赦なく冷たい雨が自分に降り注ぎ、体力と気力を奪っていった 着込んでいるウェアは防水用で、頭にはフードを被っているので、直接身体が濡れることはない でも、さすがに雨に打たれ続けていると、惨めな気持ちになってくる “天気予報って、当てになるようでならないな…” そんなことを思いながら、ひたすら歩き続けた ようやく家のちかくまで来たときだった さっきまでの雨が嘘だったかのように、上がったのである なんなんだろ? 日頃の行いが悪いのか? いや、きっと偶然だね、偶然 たまたまタイミングが悪かっただけなんだよ 雨上がりの街 当然のことながら、行き交う人たちの手に傘はない そんななか、自分といえば、頭のてっぺんから足のつま先まで全身ずぶ濡れ すれ違った人は、なんでこの人はこんなに濡れているのだろう?と、奇妙に思ったに違いない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月09日 23時09分26秒
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