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昔、私がまだ若かった頃、インターネットはありませんでした。
私はコンピュータの専門学校を卒業しているので、ネットは早くからやりはじめたほうです。 でも、ニフティでパソコン通信の時代だったから、今のようにウエブからの書籍化というのはなく、投稿するしかありませんでした。 ライトノベルもそれほどレーベルの数はなく、富士見、スニーカー、スーパーダッシュ、ソノラマ文庫ぐらいかな。ログアウト冒険文庫とかありましたっけ。 各社長編小説の新人賞をしていました。 プロ作家になりたいという思いはあったのですが、当時は近畿大学法学部の通信課程&ソフトハウスのCOBOLプログラマーだったので、小説を書く時間はあんまりなく、長編小説を書いて新人賞に送るのは物理的にできなかった。 私は星群の会に入っていました(今も入ってる)が、小説の同人誌って、小説を投稿すると、同人誌掲載にお金がかかるの。自分で学費を払っている勤労学生だった私には、そのお金はとても高く思えて、幽霊会員でした。 当時私がよく投稿していたのは、ライトノベル雑誌の小説コンテストです。 その手の雑誌には、読者サービスとして、短編のコンテストがあったんですよ。 ソノラマはグリフォンという雑誌があって、明日のための創作ジムというのがあった。掲載はされたことなかったけど、講評を頂くことはあるので、よく出していました。 ログアウト冒険文庫も、ログアウトというライトノベルの雑誌があって、そこでも短編の賞があり、こちらも小さい賞をもらったのかな。 ザ・○ニー○ーは、ポイント制だったんですよ。金賞で5点、銀賞で2点、銅賞で1点で、10点取ったらプロデビュー。銀賞の図書券欲しかった。 ペンネームは違いますよ。わかつきひかるというペンネームは、ナポレオン大賞を取ったとき、当時の編集長がつけてくれた名前ですもん。 記憶があいまいですが二十年以上前……二十三年ぐらい前かな? 結局、雑誌の短編の投稿ではデビューできませんでした。 その後、私はライターの仕事をはじめて、派遣社員&ライターの忙しい毎日を過ごすことになり、投稿から遠ざかります。 こうして考えると、私って昔からたいしたことなかったんだなぁ……。 でも、根性だけはあったんだ。 通信制の大学&残業だらけOLだけでも大変だったはずなのに、投稿までしてたんだから。 私は来年で文筆業者20年を迎えます。 今もやっぱりたいしたことのない作家ですが、根性だけはあるのでがんばろう。 バブル女ってねー、体育会系なんですよー。
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最終更新日
2016年03月02日 06時38分04秒
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