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私は私が好きな小説や映画の感想を読むのが好きです。エゴサーチじゃなくて、読んだ小説や漫画の感想を読んで楽しんでいます。
1.私の感性はどこまで一般的なのか? のチェック 2.私とは違う感想を持つ人の意見を知りたい。 1は、作家は一般的な感性を持っているほうが売れると思っているから。 2は、へー、こういう考え方があるのかーっという驚きが楽しいからです。 私は アクタージュ act-age 1【電子書籍】[ マツキタツヤ ]が好きで、ガラスの仮面みたいだ、夜凪ちゃんも千世子ちゃんもかわいいなー、と思っているのですが、 アマゾンレビューに、 >ひたすらに作中で鬼才とされる監督(何がどう凄いかは描かれません)が、天才とされる女優(役になりきらず、自分ならこうすると言う演技で無茶ばかりする芸人)を持ち上げる話です。 >演劇を舐めてる >主人公 非常識 と書いてあり、ああなるほどそういう意見もあるだろうな、と笑ってしまいました。 形にはまらない天才が活躍し、周囲も夜凪ちゃんの熱意に巻き込まれていく話なので、演劇を知らない私には爽快感があるのですが、演劇を知っている人には不愉快な部分があるのかもしれません。 私は 【新品】【本】響〜小説家になる方法〜 9 柳本光晴/著が苦手です。太宰の再来と言われる社会性ゼロの天才的な少女が活躍する話ですが、周りの人間や編集者がすごいすごいと持ち上げて、下にもおかぬところがありえさなすぎて、読んでいて苦しくなってしまいました。 パワハラセクハライオク様号泣編集者と戦いながら、隙を作るまいと必死に契約書を読み、顧問弁護士と契約するためにはいくら儲けたらいいんだろうと電卓を叩いている私が悲しくなってくる。 でもこれは、私が平凡な作家だからありえないと思うだけであって、圧倒的な天才が活躍する爽快感のあるおもしろいお話だから売れてるわけです。演劇を知らない私が、アクタージュをおもしろく読めるのと同じです。 業界ものって難しいですね。 ありえないと業界あるあるのさじ加減って、ほんと難しいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月20日 09時39分39秒
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