心は動くぞ！　・・・　わくらばの日記

今日は午後から訪問看護。

いつもの看護師さんではなく、時々来てくれるステーションの所長さん。
とっても「さばさば、はきはきした人」で通っている。

点滴が終わって記録をつけながら

「最近、奥さんどうですか？」

妻が体調を崩したので気遣ってくれている。

「少しだけ良いかな～。　母(妻の母）のところだとここよりよく眠れるし」

「それはいいですね。　健康な肉体に健全な精神は宿る、っていいますし」

「ぶっっ」　　噴出した

「そういう事俺に向かって言うかな～～。　不健康極まりない身体だけどさー
　精神は健全じゃないー？」

「えっ、いえっ、そういう意味じゃなく、えーーと、わくらばさんはまさに健全なの
　で意識もせずに・・・オロオロ・・・」

「大丈夫、　解かっているから」　と言いながらしばらく慌てる様子が可笑しくて
笑ってた　　くるじー

そもそもこの言葉は・・・

「健全な肉体に健全な精神が宿りますように」　が正しくて、昔の哲学者
が言った言葉なのに、日本では　｢健全な精神は健全な肉体に宿る」などと
似てるけどまったく間違った意味で定着しているのさ！

と解説までしてあげた

あとで調べたら哲学者じゃなくて、古代ギリシャの詩人でした


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「・・・こう願うがよい。　健全な身体に健全な心を宿らせてくれ、と。　死の恐怖にも平然たる剛毅な精神を与えよ、と。　人生の最後を自然の贈り物として受け取る心を・・・願え。
今私が諸君にすすめたものは、諸君が自分で自分に与え得るものなのだ・・・」
（国原吉之助訳）

遥か昔の不確かな記憶・・・今回調べてよかった・・・深い詩の一節でした。