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雷鳴が聞こえる。 激しい雨音も。 梅雨明けか?(笑) 雷で思い出すのが栃木県。 最近、カゲの薄い県No.1だそうで、 県議会で県名をカタカナにしたら、なんて提案も出てるらしい。 大学2年の夏休み、競走馬の育成牧場でバイトした時に、 自分からわずか百メートルくらい先の電線に落雷した。 金属音のような音と白っぽい金色の光 に全身を貫かれたよう。 一瞬、耳と目がだめになったか、と思った。 実際は身体はなんともなかったけど、すごい体験だった。 4年の時、今度は試合で栃木に遠征した。 大会前日、選手を集めての説明会で、 「雷が発生した場合、試合を中断し、緊急避難の放送を流します。 競技中でも準備運動中でも、ただちに馬を連れて厩舎に戻って下さい。 あまりご存知ないかもしれませんが、落雷は非常に恐いもので、 この地域は被害が多く、昨年も県内で3人亡くなっています。」 会場は、えー というどよめき。 私は 『そうなのか~、栃木ってそういうところなのか~』 とすっかり納得したのでした。 そー言えば車椅子での外出、雨も雪も経験したけど、雷はまだない。 というか、ずっとなくていい。 地上に近いから落ちないって?? わかりませんぞーー あなどれないのだ。 牧場の時も、周りは高い木がたくさんあったのに、低い電線に落ちたのだから。 それにしても、落雷のあとに牧場で見た夕焼けは見事だった。 オレンジと赤と金色に輝いた空。 生涯で最高に綺麗な夕焼け。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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