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カテゴリ:歯医者の話
「ドイツの歯医者はヒドイ」
と、ドイツへ来てから半年くらい経った頃、その時はもう通っていなかった語学学校で知り合った日本人男子T君から聞いた。 ドイツって言えば医療の本場と思い込んでいた私は(って、一体いつの時代の話だ?)とてもショックを受けた。 T君は、「知り合いの日本人がみんな、ドイツの歯医者はひどいって言ってるよ。 1人の子なんて、治療に行ったら歯を壊されちゃったんだって」と話してくれた。 彼はその当時でもうドイツのこの町に半年以上居て、 語学学校に通い続けていて、 学校の中では中級クラスの一番上のクラスに入っていて、 いつも自分のドイツ語がいかに素晴らしいかを自慢気に語ってくるんだけど、 いつも日本人とばかりつるんでいて、 「授業以外でドイツ語で話しているの聞いたことない」なんて、陰で噂されるような人だったので、 彼が「日本人がみんな言っている」と言うのは、なんとな~くとっても説得力があった(笑) そして当のT君も、前歯の挿し歯が壊れたので、治療のために、語学学校の2ヶ月コースが終わってすぐ、次の2ヶ月コースが始まるまでの正味10日間ほどの休みに、わざわざ日本に帰るということだった。 あれから早くも6年近くが経とうとしている。 私の歯は、すごーく悪い。 とっても恥ずかしいことなんだけど、あまりのひどさに自慢したくなってくるほどだ。 歯は人並みに磨いていると思うんだけど、すぐに虫歯ができる。 甘い物食べ過ぎと言われればそうかもしれない。 しかし、知り合いの男性には、歯なんて面倒だからほとんど磨かないけど虫歯にはならない、という人もいるし、それを考えると、私は歯が人よりも弱いんじゃないかという気がしている。 まったく、世の中不公平だ。 とはいっても、今のところはなんとかまだ一応、自分の歯が全部残っている。 いっそのこと、すべての歯を、セラミックの被せ物で被ってしまいたいくらいだ。 そうすれば、もう虫歯にならないだろうし、見た目もきれいだし。 、、、嗚呼、この私に、そんなお金があったなら(涙)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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