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南ドイツ 小さな谷の旋律

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May 26, 2008
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テーマ:コーラス(2664)
カテゴリ:教会コーラス
8時45分、通常通り教会でメッセが始まった。

通常メッセでは、教会コーラスが歌う聖歌の他にも、歌本の中から何曲かの聖歌を歌う。
この日、メッセの中で教会コーラスが歌う予定になっていなかったので、ウォーミングアップもしないで、集まりたい人だけがメッセの時間に直接集合した。
バルコニーのオルガン横で、ウォーミングアップ代わりに聖歌を歌う。

この日のメッセは、Kaplanと呼ばれる司祭の見習いのような人が行った。
このKaplanは去年の秋頃、新しくこの地区で就任したばかりなのだが、まだ若い上に非常に人懐っこい性格で、保守的な所や堅苦しさが全く無い。
あまりに砕けすぎると、尊敬されなくなり問題が起こると心配する声も無いことも無いが、とにかくS村の人からもK町の人からも好かれている。

この日の説教では、Prozessionを取っ掛かりにして話が進められた。

Flurprozession(聖体を掲げて村の中を練り歩き、4箇所で祈りを捧げる)は、ドイツでは道路交通法上、重機の輸送などと同じ扱いになっている。
つまり、警察に道路占有許可を得て、初めて実施することができる。
これは、デモなども同じ。
デモという言葉はラテン語の「示す」という単語から来ている、、、。


私はめまいがひどくって座っていたので見ていなかったのだけど、
デモの話に移った時に、Kaplanは用意してきたプラカードを開いて見せたらしい。
そこには、
Mehr Geld! (もっとお金を!)
と書いてあったとかうっしっし
笑いに包まれる教会。

ここ数年にわたって、
市民の教会離れ → 教会の資金不足 → 教会区の統廃合と人員削減(単純に考えても司祭の必要数が削減される)
が議論されているだけに、Kaplanにしてみれば単なる掴みではなく、体を張ったプロテストだったのかもしれない。

教会区の統廃合が本当に実施されれば、人口300人のS村の教会は間違いなくカットされる。


メッセの後、Flurprozession。
Fronleichnamでは、村の人たちによって4箇所のポイントはもちろん、家々の出入口付近も、地面が羊歯の葉っぱやバラの花びらなどで美しく飾られる。
PfingstenのProzessionと同じコースを歩き、4箇所で聖歌を歌い、祈りを捧げた。
今回は、村のブランスバンドも参加して、賑やかに朗らかに行われた。






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最終更新日  December 29, 2010 04:08:47 AM
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