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南ドイツ 小さな谷の旋律

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August 17, 2010
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カテゴリ:歌のレッスン
まったくの初心者のくせに、何を血迷ったのか、二人の先生にレッスンを受けている。


最初は市民大学の講座で知ったアネッテにレッスンをお願いするつもりだった。

しかし、ここよりも北の都会に住んでいて、週に2日だけここでレッスンを持っているアネッテとの都合がどうもつきそうになかった。

問い合わせをメールで送っても、アネッテからあまりすぐに返事が来ないこともあり、あきらめて他の先生を探し始めた。

と言っても、人に聞いたりして真面目に探したわけではなく、Googleで検索して一番上にヒットしたミセス・ウールにとりあえず連絡を取った。

すぐにメールで返事が来て、短い電話の後、すぐにSchnupperkursと呼ばれる、無料の体験レッスンのアポイントが取れた。

ミセス・ウールはとてもオープンで朗らかで感じの良い女性で、レッスンはいかにもたくさんの生徒を今まで教えてきたと言う印象を受けた。

ミセス・ウールのレッスンをしばらく受けてみようと決心したところへ、アネッテからも連絡が来て、ようやく最初のレッスンの日が決まった。

ここでどちらかを断るべきだったのだろうけれど、、、決めることができなかった。


そしてそれがまだ続いている。


それぞれ、ほぼ2週間おきなので毎週1回のレッスンということになる。
でもこちらや向こうの都合でずれたりするから、1週間に二日レッスンがあることも珍しくなかった。

始めたばかりの時は、異なる指導で混乱することもあるので、一人の先生について基礎をじっくりと学ぶ方が良い、とあちこちで読み、やっぱりまずいのかな、と悩んだりもしたけど、、、1時間くらい。

今のところ、混乱はほとんどない。

有難いことに言われることがほとんど同じだから。


方針が違うかなと思うところもあることはある。


ミセス・ウールは、中音域、低音域を強化するために、密度の高い、芯のある声を出す、低音域では話し声を混ぜる練習をさせてくれる。

そんな練習と並行しながらDanza,danza,を歌っていて、中音域の声の出方が明らかに変わった。

以前は、つかみどころがないような実体がつかめないような薄い声だったのが、はりのある色のある声を出すようになったと自分では思ってる。


アネッテは、ソプラノなんだから中低音域で音量が下がるのはある程度は当然だと言う。

それでも高音域同様に斜め後ろに響かせる空間を確保していれば、音量は小さいようでもホールの後ろまで届く豊かな響きがある声になると言う。

だからまず高音域を歌って、その響きを中音域、低音域にも活かす、という点に重点をおく。

高音域では、のどを開かないと到達できないので、言われなくても割と良い感じに声が出るらしい。

しかし、音程が下がってくると途端に怠けて、支えがなくひらぺったい声になる。
常に高音域と同じ響きを保つこと、を徹底して練習している。


この二つの方針が明らかに違うものなのか、それとも同じことを基本にして同じものを目指して発せられていることなのか、今の私にはまったく判断が付かない。

でも、特に混乱はしない。

根がいい加減だから。
その時その時で、言われたことを一生懸命やるだけ。

どちらかのレッスンを辞めた方がいいんだろうかとたまに頭に浮かぶんだけど、どちらのレッスンも楽しいので、諦めがつかない。

まあ別に、音大目指してるわけじゃないし。
いいんじゃないの?

ってことで、しばらくこのまま続けると思う。


インターネットで情報を探していて、自分と同じパートの先生に付いた方がイイというのも読んだ。
しごくもっともな意見だと思う。

残念ながら、アネッテもミセス・ウールもメゾ・ソプラノ。

ソプラノの先生を探そうという知恵がその頃まだなかったというせいもあるけれど、たまたま当たったのがこの二人だった。

特に不自由は感じていない。
というか、基本の基本を始めたばかりの初心者なので関係ないのだと思う。

時々、ダメ出しをしながら「高すぎて歌えないんだけど」と言われることもあり、そんな時はやっぱり同じソプラノの先生の方がいいのかなと思ったりもする。

現実問題として、インターネットを駆使して探せる範囲では、メゾが圧倒的に多く、ソプラノの先生が少ない。

ただ実際に歌うことのできる高音域の幅は、特にミセス・ウールとはそんなに変わらないはず。

高音域でも思わず聞き惚れてしまう美声を時々聴かせてくれる。

それでも、高音域は彼女にとっては、歌っていて心地良い音域ではないらしい。
間近で聴いていてそんな印象はまったく受けない。
さすが。

でもあなたは高音域歌ってて心地いいでしょ。
Fやその上の音の響きがいいもの。
まさに、水を得た魚みたいね。


と言われ、

へええ、「水を得た魚」って表現、ドイツ語でもあるんだ。

結構、外国文学から日本語に訳されて入ってきた表現だったりして、、、。

などと、妙に感心。



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最終更新日  August 21, 2010 10:48:20 PM
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