テーマ:☆動物愛護☆(3962)
カテゴリ:野鳥、野生動物
昨日の日記との関連として、
これからの季節に向けての「雛を拾わないで!」 キャンペーンをご紹介いたします。 野鳥の会HP「What's new」の↓をご覧ください。 「2006年『ヒナを拾わないで!』キャンペーン」が始まりました。(06.03.22) このキャンペーンは、まだ飛ぶ力がついていない 巣立ち直後の野鳥のヒナが地面に落ちている場面に出会った場合に どのような対応をすることが正しいのかを認知してもらうことを 目的として始まったものです。 * 巣立ち直後のヒナはあまり動きません。 親鳥は人がヒナの近くにいると警戒してやって来られません。 可愛いとか可哀想と思って、 ヒナに手を出して親子を引き離すと「誘拐」になるのです。 その場を立ち去ってあげてください。 * 野鳥のヒナの多くは、卵から孵って羽が揃うとすぐに巣立つので、 すぐにはうまく飛べずに落ちるものもいますが、 怪我をしていなければ、親鳥が給餌や誘導をするうちに 飛べるようになっていくのです。 * 猫やカラスが心配ならば、ヒナを近くの茂みの中に置いたり、 小枝に止まらせたりしてやりましょう。 親鳥は姿が見えなくても、ヒナの声で気づくことができます。 * 人がヒナを育てる場合、たくさんの虫を与え続けるなどすれば、 育てられることもあります。 ただ、自然界では巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間で 「何が食物で、何が危険か」などを学習してひとり立ちするので、 人に育てられたヒナは自然の中で生きていけないことが多いのです。 ヒナが明らかに怪我や病気で放っておけないと判断できる場合は、 数少ない希少種のヒナが落ちている可能性もあります。 各都道府県の鳥獣保護担当部署↓に相談して指示をあおぐようにしてください。 鳥獣保護担当部署一覧 ご自分で保護世話をなさる場合の参考となるHPは 日本野鳥の会What's new「2006年『ヒナを拾わないで!』 キャンペーン」にて紹介されていますので、ご覧になってみてください。 また「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」によって、 保護のために飼育する場合にも許可が必要であることをご承知おき下さい。 これからお子さんの学校での行き帰りの途中で 雛を見かけることが増えますが、雛を持ち帰らないように、 それは誘拐であることを、お子さんへお話くださるようお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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