1987年12月に設立した太鼓集団天邪鬼は、伝統芸能の
和太鼓に現代的要素を取り入れ、新たな和太鼓音楽の確立を目指し、あらゆる音楽的挑戦を続ける和太鼓プロ集団である。
世界を舞台に活躍する天邪鬼は04年のブラジルツアー、05年のハワイ公演、06年のタイ公演など、北米・中南米・アジア・ヨーロッパ等40数カ国に及ぶ海外公演で圧倒的な支持を得、国内でのフェスティバル・公演活動・テレビ番組への出演に於いても高い評価を受けている。
また国立劇場「日本の
太鼓」ビデオ収録「手練」「Relax'95」ビデオ発売「魂の響」CD[20周年記念」DVDを発売するなど積極的な製作活動も行っている。さらに、全国各地の創作太鼓の作曲指導にあたり、次世代の育成にも力を注ぎ全国和太鼓コンテストでは数多くの優勝者を輩出。
天邪鬼の代表者である
渡辺洋一は、和太鼓指導の第一人者として、2003年度に文化庁から初の文化交流使の任命を受け、ブラジル・オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパ等の国をはじめ、国際的に和太鼓を広める活動を行っている。2008年6月には、日伯移民百周年記念事業では、ブラジルにおいて千人太鼓の指導作曲を手掛けた。