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テーマ:韓国!(17238)
カテゴリ:とぶわにの食卓
この間シジャンでトマトを買った。
シオモニもトマトを庭で作っているが、シオモニの作るトマトはなんか青々としていて・・・ この日も青々ガリガリトマトに混じって「完熟!桃太郎」という感じのものがあったので買ったのだ。 ところが・・・! どうも最近疲れ気味の私。 口の中に違和感があるなと思っていたが、やっぱり口内炎になっていた。 トマト、食べたいのに・・・・ しかし!せっかく買ったおいしそうなトマトが私を見て「食べてーーん」と言っているよう。 口内炎なりかけだけど大丈夫かな? トマトに手作りドレッシングをかけて、食べた。 ひいい!しっみるーーー! だめじゃこりゃ。 「ほら、あんた達も食べなさい。トマトは体にいいんだから」 と、子供たちにまわす。 長男は最近ドレッシングでサラダも食べられるようになったが、ちょっとだけ食べて「食べない」と・・・ 純韓国料理一本の次男(ナムルやテンジャンチゲが好物)は見向きもせず・・・ 結局食卓に残された真っ赤なトマトちゃん・・・ そして、数日が経った。 疲労回復にビタミン剤でも飲まなきゃ、と思いながら結局この口内炎と何日か付き合っている私。 冷蔵庫に取り残されたトマトはだんだんべろべろになっていく。 今日こそはあのトマトをなんとかしなければ。 頭の中で夕飯シュミレーションをする。 冷蔵庫にはべろべろトマト、ハム、玉ねぎなどの野菜類、シメジもあった。 あ!そういえばがちがちに凍った挽肉もある! 私は今、生のトマトは食べられない。 すると、今夜は「スパゲッティ・ミートソース(もどき)」だ! 仕事の帰り道にさっそく麺を買った。 幸い(?)オットも遅くなるという。 そして材料をぶち込み麺を茹で(アルデンテもどき)、できた! 「さあ、みんなが大好きーーな、スパゲッティ・ミートソース(もどき)よ!」 「わーーーー!!」(目を輝かせる息子たち、すでに田舎者) 「おいしい?」 「たくさん頂戴」と、欲張る長男の食べ方は、ズルズルとまるでラーメンを食べるよう。 味なんかどうでもいいのか! そして半分くらい食べたころ「何これ?」と具の中に玉ねぎのかけらを発見する長男。 「一緒に食べちゃえばおいしいよ」 さらにぐちゃぐちゃになって原形をとどめていないトマトを発見。「これは?」 「それはトマト。おいしいでしょ!」 「・・・トマトは砂糖をかけて食べなきゃ・・・」 「トマトの正当な食べ方は塩で食べるのよ。砂糖かけるなんて韓国だけだよ」 「ふーーーん。僕食べない」 「ええ!?」 「麺だけいっぱいちょうだい」 「ぬぅわに!?おいしいのに!」 「僕は麺が好き」 すでに思考が韓国ナイズに凝り固まってしまった長男。 トマトは砂糖ぶっかけて冷たーーーくして食べる夏のフルーツなのだ。 そのフルーツがぐちゃぐちゃになって料理されている状態は許せないらしい。 なんか腹立つな。 むっとして麺だけくれてやる母。 「麺だけ食べたっておいしくないじゃん」 「おいしいよ」 さっらっと言ってのける長男。 なんかかわいそうになって「じゃあ、ケチャップでもかける?」 「うん!ああ、おいしい!」 私って、一体・・・TT その間次男は黙々とズルズル食べていた。 しかしこいつらと一緒ならカルボナーラも味わえなさそう。 カレーもあんまり好きじゃないし、気合入れて作ったものはことごとく食べてもらえず・・。 悲しむ母であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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