1452087 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワインヲタ入門生のチラシの裏

全41件 (41件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 >

スペインワイン

2019年04月03日
XML
カテゴリ:スペインワイン
  • KIMG4317.JPG

3月に行いましたベトナム料理とワインの会のワイン、続いてはやはりアジアンな料理には定番のロゼです。
チャコリ・チョミン・エチャニス・ロサード2015​。生産者チョミン・エチャニスはスペイン、バスク地方のワイナリーです。チャコリは、バスクなどスペイン北部の地域で造られている微発泡のワインで、地元の地酒といったものでしたが、近年はモダンな造りを志向するワイナリーも増えているようで、チョミン・エチャニスもそんなワイナリーの一つ。因みに、バスクは雨が多いそうで、ブドウ栽培も日本の様な棚栽培を行う所があるのだとか。
セパージュは、オンダリビ・ズリというチャコリ定番の白ブドウと、その近縁種である黒ブドウのオンダリビ・ベルツァが半々。価格は3000円程度です。

は紫感のあるピンク。透明度は高いが薄い淡いとは違う感じ?

香りはピンクグレープフルーツに、ラズベリやーストロベリーなどの赤いベリーなど、フレッシュなフルーツ感がありつつ、フルーツでも熟したチェリーやドライベリーっぽさなど濃い要素も。その他軽い洋梨?の様なニュアンスや、若干のスパイスやハーブ、それに赤い花といったものも感じられたでしょうか。

味わいはフレッシュ。明るい酸がじわりと、しかし前に出つつ広がります。そこに、意外とトーンの低い果実味がすっと乗っかる感じ。ボディはライトで、パリッとしたハリがあり、かつ、微発泡していますのでその辺がフレッシュさにつながっているのかなと。また、ロゼですが、流石に渋味の印象は無し。

会では、ゆで豚のタイミング位から飲み始めました。個人的に少し残していた青パパイヤのサラダとの相性はまずまずで、白ほど劇的ではありませんが、フレッシュさと食感の相性、それに、豚やエビを合わせてやることでそのコクとの相性の良さを感じることは出来ました。
一方でゆで豚とはソース次第な感じでした。魚介系のソースとは、意外と魚の生臭みを引っ張るような感じがあり微妙。スイートチリ系のソースなら、その甘みやスパイシーな香り、それに豚の旨みに対し、ワインのフレッシュさや程々のコクがよく合いました。
その他、牛肉のブドウの葉巻きとは牛肉のコク、ブドウの葉の香りが思いのほかよく合いましたし、鶏肉のヨーグルトラーチャン包み焼きの甘みと旨みにも良好。

こちらも、食事にはよく合ってくれました。シンプルに泡のフレッシュさがビール的に合うのもありますが、やはり香りの赤いニュアンスやスパイシーさ、果実味と言ったものの存在の大きさはあったように思います。
ワインとしては、意外な果実感の強さを見せてくれましたが、それでもやはり微発泡と言う事もあって爽やか、それこそ花見の席や夏場の夕暮れなどに楽しいワインではないかと思います。


チャコリ・チョミン・エチャニス・ロサード 2015【スペイン】【ロゼワイン】【750ml】【ミディアムボディ寄りのライトボディ】【辛口】【微発泡】【バスク】【ピンチョス】【オンダラビ・ズリ】【オンダラビ・ベルツァ】
楽天内では写真のお店で投稿時3002円。花見ワインとしては間違いないでしょうね。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村






最終更新日  2019年04月03日 22時42分05秒
コメント(0) | コメントを書く
2018年08月02日
カテゴリ:スペインワイン
  • KIMG3679.JPG

先々月に行いましたちょっと熟成したワインの会のワイン、続いてはスペインです。
ゴンザロ・デ・ベルセオ・グランレゼルヴァ2001​。生産者ルイ・グルペギ・ムガは、1872年にリオハに設立されたワイナリーです。重力に逆らわないワインの移動を極めて早い段階から導入したようです。近年では早い段階からリリースするものも散見されますが、リオハでは伝統的に長く樽熟成させており、グランレゼルヴァでは最低60か月の熟成が義務付けられています。
セパージュはテンプラニーリョ75%、グラシアーノ15%、マスエロ10%。価格は、楽天内で5292円です。

は黒さがありますが、ガーネット、レンガ的な雰囲気も見えます。エッジにはよりはっきり出ていました。

香りはバルサミコっぽさや黒い土、ブラックオリーブ、乾燥タイム、茶色いスパイスといったものがよく出ており複雑さを感じます。ただ、赤ベリーやブルーベリーのジャムやドライフルーツ、ドライプルーンといったフルーティさもしっかり。その他、キノコっぽさやビターチョコ、微かな黒蜜などの要素も感じられました。

味わいは、開けたては閉じ気味。徐々に開いてくると果実味のアタックをしっかり感じられました。今回のワインの中では一番あったかもしれません。そこに、しっとりとした、しかし明るい酸味がジワリと加わってきます。渋みはありますが割とおとなしく、果実味や酸と共にすっと広がるといった所。ボディはフル。まろやかさと膨らみを感じるものです。

会では、ラザニアやキプロスの焼きチーズのところで飲みました。
ラザニアには、これはもうバッチリ。ミートソースのコクや甘味、塩気にワインの果実香や果実味、仄かな渋味とスパイシーさがよく馴染みます。また、たっぷりなチーズのまろやかさにも果実味や酸がいいです。加えて、使われていた、旨みを吸ったナスにも合いますね。
キプロスの焼きチーズは、まろやかさがありますが、非常にニュートラルな味わいで、マリアージュ、と言う感じではありませんがつまみには非常に良かったです。

熟成の雰囲気もありつつ、それでも果実味の強さ等まだ若さも感じさせてくれ、バランスの良さとインパクト両方を楽しめるワインでした。思えば結構久々のリオハワインでしたが、やはりいいですね。特に、ラザニアなどトマト系との相性は間違いなしです。


[2001]ゴンザロ・デ・ベルセオ グラン・レゼルヴァ / ルイ・グルペギ・ムガ / スペイン / 750ml / 赤【HLS_DU】
楽天内にも扱いがあります。モダンな早飲みスタイルとクラシックな熟成リオハのいいとこどりなワインと言えるかもしれません。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村






最終更新日  2018年08月03日 00時24分08秒
コメント(0) | コメントを書く
2016年02月16日
カテゴリ:スペインワイン

今回はスペインのシラーです。
パーヴュス・シラー2011。生産者アルタ・アレーリャはバルセロナからほど近いアレーリャという自然保護地区にあるワイナリーです。自然保護地区内の産地ながらスペインの原産地呼称を認められているという面白い場所となっています。創業は1991年と最近で、ベルモットやスプマンテでお馴染みのイタリアのマルティーニ・エ・ロッシのスパークリング部門の技術責任者をしていたホセ・マリアが、開墾・植樹からスタートしました。という訳で、やはりカヴァに力を入れています。また、栽培ではビオロジック、さらに、醸造ではカヴァながらアンセストラル方式で酵母・糖・酸化防止剤を添加しないものを作るなど、自然派な生産者でもあります。
こちらは、そんなカヴァに力を入れている生産者の、シラーを用いたスティルワインになります。価格は、写真のお店で2689円。

は赤黒い感じですが透明度はあり、濃いルビーといったところでしょうか。

香りはフルーティさが強くラズベリー、クランベリー、ストロベリーといった赤ベリーや、ブルーベリー、ブラックベリー、さらに、それらのジャムやコンポートといったものがよく出ていました。そこに、シナモンやクローヴっぽさといったオリエンタルスパイス感が加わります。血や肉の感じなどはあまりなく、フルーツ+スパイスの印象が殆どでした。

味わいは香りに似合った果実味中心なもの。そこに、乳酸系のしっとりした酸とそこはやはりシラーらしいしっかりした酸が入ってきてバランスを取っています。果実味にゴツさはなく、加えて丸くまろやかな口当たりも相まって、ジューシー乍ら穏やかなワインという印象。ボディもミディアムフルといったところでしょうか。

食事との相性では、先ずはローストビーフをつまんでみましたが、香りの面での相性は悪くないもののそこまで際立った感じは無かったものの、味わいの面ではやはり、存在感のある渋味と肉の旨み、脂の相性は良かったですね。
また、鶏肉じゃがにトマトピューレを加えたトマト肉じゃがをしてみたところ、トマト+醤油+砂糖、さらに肉の旨みや脂、そしてタマネギの甘みがあいまった味わいに、ワインの果実味中心の味わいがよく馴染みました。香りでも、ベリー感とトマト中心のそれが中々いい感じ。
あとは、バルサミコ酢を使ったブリ大根をも試してみましたが、こちらもブリのコクと甘辛い味わいにまずまずでした。

フルーティで柔らかさのあるワインですので、赤身の肉などにももちろん悪くありませんが、色が黒くて甘辛い味わいとの相性はよさそうです。黒酢の酢豚とかもいいかも。
スペイン、そして自然派という事でか、いわゆるシラーのイメージとはちょっと違ったものでしたが、ワイン自体はフルーティでとっつきやすいものではあります。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村






最終更新日  2016年02月17日 00時25分16秒
コメント(0) | コメントを書く
2015年09月11日
カテゴリ:スペインワイン

今回は熟成感も感じられるスペインの赤です。
ヴィエホ・マルチャンテ・グラン・レゼルヴァ2007。生産者ボデガス・ナバロ・ロペスは1904年創業のボデガです。ラ・マンチャの南部、バルデペーニャスにあります。バルデペーニャスとは石の谷、という意味だそうで、その名の通り石の多い渓谷になるそうです。気候は大陸性で夏は暑く冬には寒い、寒暖差の大きいものとなっており、そのような環境でカベルネ・ソーヴィニヨンやアレイン、そしてセンシベル=テンプラニーリョ等を栽培しています。
セパージュは、テンプラニーリョ100%。価格は、写真のお店で1479円。

はややレンガ感も見えるルビー。透明度は高くグラスの底がキッチリ見えます。

香りは、ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリーといったベリーフルーツ感がしっかり。そこに、焼きイモっぽさや金時人参のようなニュアンスが加わります。その他、黒い土や古木の雰囲気、それにバラ的な赤い花の要素も感じられたでしょうか。

味わいは、色合いに似合った酸主体なもの。しっとり乳酸系のそれですが、もっともインパクトを与える要素です。そこに、旨みや割とシュッとした渋みが加わってきます。果実味は酸の後からじわじわ膨らんでくるような印象。ボディはミディアムでクリアーさを感じるタイプですが、タンニンは渋みの印象通りしっかりしており舌触りにもその印象を残します。

食事との相性では、和牛のたたきをつまんでみたのですが、相性としては悪くないものの肉の脂にやや圧され気味だったでしょうか。タンニンのおかげで印象が完全に消されるようなことは無いのですが、引き立て役感は否めないかなあと。
そこで、赤身の多いローストビーフを合わせてみましたところ、そちらとはいい感じ。肉の旨みと脂にワインの旨みや渋みがよく馴染んでくれますし、香りの面でもいい感じ。グレービーソースが付いていましたが、ソース有りでも無しでも行けますね。
その他、お寿司を合わせてみますと、流石に白身などには合いませんが脂の乗ったブリやツメで頂くアナゴなどとは結構いけてしまいます。ブリの脂にワインの渋みがいいですし、肉よりボディは馴染む感じだったかも。アナゴとは、やはりツメの甘辛さとワインの果実味ですね。ただ、魚の味にワインの質感や旨みもいけてます。

程々に熟成感が楽しめ、かつ、赤ワインらしい果実味や渋みのバランスもあり、これもまたコストパフォーマンスの高い1本だったなと。8年熟成した、こういったバランス感のあるワインが1500円で買えてしまうというのは、やはりイベリア半島の強みですね。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2015年09月12日 18時53分33秒
コメント(0) | コメントを書く
2015年07月05日
カテゴリ:スペインワイン

今回はスペインの赤です。なかなかの掘出し物でした。
ヴェガヴァル・プラータ・レゼルヴァ2006。生産者ミゲル・カラタユドはスペイン、ラ・マンチャ州のバルデペーニャスのボデガです。1940年創業という新しい作り手で、センシベル=テンプラニーリョの他、カベルネ・ソーヴィニヨンやガルナッチャ、それにヴェルデホなどの品種を栽培しています。畑の土壌が、石灰を含むものの赤土メインというのは特徴的かもしれません。台木もアメリカ産、樽もアメリカンオークのみです。
セパージュは、テンプラニーリョ100%。価格は、写真のお店で1728円。

は熟成感を感じるガーネットですが、透明度は低いです。ただ、エッジは赤さと透明感があり鮮やか。

香りはダークチェリーやチェリージャムがよく出ており、そこにブラックベリーや赤ベリー、アセロラ、それに赤ベリーのジャムといったものが加わるフルーティなもの。その他、茶色いスパイスや胡椒っぽさ、赤い花、バニラ、それになめし革や少々のハムステーキっぽさといったものもあり中々に複雑さも感じました。

味わいはバランス型。しっとり系の酸が主体ではあるものの、そこまで強いものでもなく、ぴったり寄り添う穏やかな果実味と共にやさしさがあります。一方、タンニンは中々に存在感があり、舌触りにも感じられますし、渋みは第一印象から後口までずっと存在感を見せます。ボディはミディアム。こなれた印象で、クリアーさやなめらかさがあります。

食事と合わせてもいいですし、単独でも味のバランスの良さや香りの複雑味のおかげでちびちびと飲み続けられますね。
そんな中、面白かったのがカルボナーラローマ風。全卵を使った濃厚な味わいとたっぷりの黒コショウの風味が、ワインの渋味、香りのスパイシーさや肉系のニュアンスによく合いました。また、玉ねぎのみじん切りを用いたため甘さも出ていましたが、その辺も果実味といい感じだったように思います。
また、照り焼きチキンステーキも合わせてみましたが、鶏肉の旨みとの相性もいいですね。鉄っぽさを旨みに引っ張る赤ワインと鶏肉独特の相性の良さを感じられました。
一方、和牛のたたきをつまみますと、ちょっと肉の脂に圧され気味な感じでした。

バランスの良さ、香りの良さがあります。熟成の雰囲気も感じられますし、スペインのコストパフォーマンスの高さを改めて見せつけてくれる1本だったと思います。これは、コスパ会で是非使いたいワインです。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2015年07月06日 16時08分24秒
コメント(0) | コメントを書く
2015年02月10日
カテゴリ:スペインワイン

最近スペインが続いたので、今回もスペイン赤です。
ティエラ・セレナ・テンプラニーリョ・レセルバ2004。生産者アルティガ・フュステルは2002年に、ニューヨークでソムリエをしていたマルティ・ケール氏がペネデスに設立したボデガです。ただ、ブドウはペネデス以外の産地のものも使用しているようで、実際、本ワインのブドウもラ・マンチャのものになるそうです。ニューワールド的なマーケティングを導入しつつ、ワイン作りや会社の運営におい、てサスティナブルを意識するなど、極めてモダンな作り手と言えるでしょう。
セパージュはテンプラニーリョ85%、ガルナッチャ12%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%。価格は、写真のお店で1026円。

はガーネット。流石に熟成を感じます。透明度もしっかりありますね。

香りは、熟成を感じる土っぽさや、若干のカツオブシ感がありますが、それでも黒ベリーや赤ベリー、レーズンバター等フルーツのニュアンスもまだまだ元気。加えて、黒コショウや茶色いスパイス、それに少々の紅茶っぽさといったものも感じられました。

味わいは、流石に酸味中心の落ち着いたものになっています。しっとり、しかし明るさのある乳酸系の酸がパッと広がり、そのあとから穏やかで繊細な果実味が滲むように出てくるといった印象。また、後口に掛けては旨みも。ボディはライト。クリアーで、丸さがあります。酒質は柔らかく、エキス分もあまりありません。

食事との相性は、むしろ肉系より魚系の方が合わせやすいくらい。
香りの印象から、カツオのたたきを合わせましたが、問題なく行けます。ワインのフルーツ感がソースっぽい感じで馴染みますし、魚の旨みとワインの旨み、クリアーさがこちらもしっくり。ただ、ポン酢がたっぷりついているとワインが負け気味ですね。塩カツオでちょうどいいかもしれません。
また、同じ赤身ということでマグロもつまんでみましたが、トロにはちょっと弱いくらいかも。赤身で十分ですし、軽く漬けにして旨みを増やすとなお良さそうな印象でした。

手頃な価格で、こなれたワインを楽しめるという1本でした。冷静に考えて、この価格帯のワインで10年熟成していてまだフルーティさを感じられるというのは結構すごい事ですよね。スペインには、こういうワインが時々あって面白いなと感じています。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2015年02月11日 16時01分55秒
コメント(0) | コメントを書く
2015年02月08日
カテゴリ:スペインワイン

今回もスペインの赤です。やや値段は上目なものになります。
フィンカ・モレニーリョ2010。生産者セリェール・ピニョルはカタルーニャ州で近年注目度が高まっているというDOテラ・アルタのボデガ。創業は1945年、元詰めを始めたのは現当主がワイン作りに参加した1995年からという新しい作り手です。ワインに使用する8割が自社ブドウで、現在有機栽培の面積を広げているそうです。国際品種も栽培していますがあくまでもブレンド用。メインは地場品種にこだわっています。
セパージュはモレニーリョ100%。テラ・アルタの地ブドウでしたが、近年はあまり栽培されておらず、以前もバルクワインに使われていた程度のものだったそうですが、それを復活、さらに高級レンジとして仕上げました。価格は、写真のお店で5076円。

はガーネット。鮮やかで、透明度も高いです。

香りはベリー感強めで、黒ベリー、青ベリー、赤ベリーどれも感じられます。また、干しブドウやマラスキーノっぽさといった加工されたフルーツのニュアンスも。その他、オリーブやキノコ、腐葉土、それに茶色いスパイスといった要素も感じられました。

味わいは果実味の印象が拡がるも、それは落ち着いていて繊細なもの。そこに、これまた落ち着いた乳酸系の酸やシュッとした渋みが加わってきます。全体としてバランスがよく、穏やかなワインですね。後口にかけて旨みも感じますが、それも浮いたものではなくナチュラル。ボディはミディアム。エキス分も程々で、クリアーな質感ながら柔らかさがあります。

スパイシーさはあるのですが、全体的にバランス型で綺麗なワインで、あまり濃いい肉料理などに合わせる感じではありません。
ローストチキン、それも胡椒と塩だけのものをつまみますと、肉の旨みや脂感、胡椒の香りにワインの香りや味わいがよく馴染みました。恐らく、ニンニクの利いたものなどですとこうはいかないかなと。
また、牛では厳しいかなと思いましたが、意外とよかったのがおでん。煮込まれ柔らかくなりつつも脂っこさが落ち、ダシの旨みが入った肉に、ワインの旨みや果実味が嵌る感じでした。ダシや昆布の要素の強い香りの面でも違和感なしです。
その他、カツオのたたきにも無難に行けました。合わせ方としては、ちょっとスパイシーなピノ・ノワール、或は、オーストリーのブラウフレンキッシュのような感覚でいいのかなと。

世界的に、赤ワインはエレガント系が人気となってきているようですが、このワインもその流れに乗っていますね。製法の部分もあるのでしょうが、ブドウ的にあまり濃厚な作りにはならないようです。
最近作られなくなってきている地場品種ですが、これからの時代には面白い品種なのではないでしょうか。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2015年02月09日 14時21分43秒
コメント(0) | コメントを書く
2015年02月04日
カテゴリ:スペインワイン

今回はスペインの赤。カタルーニャのワインになりますがセパージュは南仏っぽい感じ。
レキリブリスタ・ティント2011。生産者カ・ネストラックはバルセロナの北西にあり、その歴史は1548年まで遡ると言います。もっとも、現在のワイナリーは1981年に創建。バルセロナの高級ワインショップのオーナー一族の手によるそうです。
セパージュは、シラー45%、ガルナッチャ35%、カリニェナ20%。価格は、写真のお店で2187円。

はガーネット系ですが、赤黒さが強いなという感じ。

香りは、クリームやココナッツ、レーズンバターといった濃いニュアンスがよく出ています。樽もしっかりかかっているのでしょうね。また、同じく濃いニュアンスでも、黒蜜系の雰囲気も感じられたでしょうか。その他、やはりフルーツ感は強いですが、ラズベリーやクランベリー、チェリーといった赤いそれが中心。また、赤ベリーのジャムっぽさも少々。

味わいは、香りの印象程濃厚な感じではありません。確かに、果実味が各要素の中では中心的ですが、べったりしたものではありません。乳酸系の酸と、旨みがその果実味に続いてきます。渋みは十分に存在感があり、タニックです。この辺が味わいを引き締めている部分はありますね。ボディはミディアムフルといった程度。口当たりはやわらかで膨らみがあり、エキス分など収斂味は程々。

しっかり系のワインですがゴツさは無いので、脂の乗ったお肉などにはよく合います。
霜降り和牛のローストビーフをつまみましたが、肉の質感、赤身の滋味は勿論、柔らかく溶ける脂にも、ワインの渋味や香り、果実味がよくマッチしました。
また、魚系でも、マグロのトロには、やはり赤身肉的な感じで合わせられましたし(より脂との相性にフォーカスしたものにはなりますが)、面白かったのが、脂の乗ったブリでブリ大根をしたのですが、ブリの脂感と醤油ベースの甘辛い味わいが、ワインの果実味や渋みによく合っていました。特に洋風に寄せてはいないのですが、バルサミコ等使ってみても面白かったかなと。

よくまとまっており、濃さもあり、モダンスパニッシュらしいなという1本でした。2000円台前半という価格は、中々にコストパフォーマンスを感じさせてくれるのではないかなと思います。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2015年02月05日 12時53分13秒
コメント(0) | コメントを書く
2014年11月20日
カテゴリ:スペインワイン

今回はスペインの赤です。ローカル品種のワインになります。
クラン・キンセメセス2007。生産者ボデガス・エステファニアはスペイン北西部、カスティーリャ・イ・レオン州のそのまた北西部、ポルトガルとの国境に近い地域にあるワイナリーです。ワイナリーとして設立されたのは1999年。ただ、それまでもブドウ栽培は長い間続けていたそうで、樹齢100年にもなる木のある畑が実に40ヘクタールもあるのだとか。スペインのスター醸造家、ラウル・ペレス氏のコンサルティングを受けており、地場品種から様々なワインを作っています。
セパージュは、プリエト・ピクードというポルトガル近くの一部の地域のみで栽培されている品種100%。価格は、写真のお店では4320円です。

は濃いですが、赤みはあり、ルビーといって差し障りないくらいです。

香りはベリーフルーツ感が強く、ラズベリーやクランベリーなどの赤ベリーに加え、ブラックベリーやブルーベリーなど色の濃いベリーも含まれています。その他、プラムっぽさやダークチェリーといったフルーツ、それに軽いトマトっぽさといったものも感じられましたし、土っぽさや茶色いスパイス、軽いホイップクリームといったものも。

味わいは、香りの印象からすると驚くほどドライです。果実味も勿論ありますが極めて繊細で、旨みや乳酸系の酸、それに量は少ないものの存在感のある渋味といった要素が前に来ています。ボディはミディアムライトといったところで、丸さや柔らかさがありますが、質感は結構クリアーだったり。

ピノ・ノワール的、というと言い過ぎかもしれませんが、そういう世界観のワインです。なので、食事には合わせやすいですね。
試しに、マグロの赤身やカツオのたたきなどの赤身魚を合わせてみましたが、これは間違いないですね。赤身の滋味にワインの旨みが合いますし、質感同士も無理なく寄り添います。また、香りの赤ベリー感ってこの手の魚に結構いいんですよね。
勿論、鶏肉にもバッチリ。超シンプルに塩コショウだけで鶏ももを焼いてみましたが、肉の滋味、繊維の質感にワインの旨みやボディのボリューム感が合います。今回はチキンでしたが、鴨あたりでも面白そうです。

綺麗目なワインで、最近世界的にみられるエレガントさ重視の潮流にもキッチリ乗っています。それを、超ローカル品種でやってしまえているというのが、醸造家の実力の高さでもあり、この土地と品種の魅力という所なのかもしれません。
熟成可能性もありそうで、何年かすると、香りの膨らみ方などまた変わって来そうです。


今回は、スペインの中でもちょっと外れたエリアのワインでしたが、12月7日に開催いたします1日ワインバー・フランス編でも、メジャー産地であるボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュを除いた地域のワインをご用意させて頂きます。
ワイン大国の懐の深さをお楽しみいただければと思います。宜しければ、お気軽に遊びに来てください!詳細は上記リンクの先にてお願いいたします。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2014年11月22日 00時24分34秒
コメント(0) | コメントを書く
2013年07月03日
カテゴリ:スペインワイン

さて、先日の日本ワイン+会のワインもいよいよこれで最後です。今回はスペインの赤になります。
クリアンサ2008。生産者はシエラ・カンタブリアです。ヌマンシアエストラテゴ・レアルでお馴染みのエグレンファミリーのワイナリーです。多くのワイナリーを手がけるエグレンファミリーですが、このシエラ・カンタブリアが本拠になるそうです。所在はやはりリオハ。古典的な熟成スタイルではなく、かといって、濃厚パンチな新しいスタイルでもない、「新古典派」を標榜するスタイルのワインを作っています。
セパージュはテンプラニーリョ100%。価格は2000円程度でしたが、楽天内には2008ヴィンテージはもうありません。写真のものは1980円ですがヴィンテージの記載はありません。

は濃く、黒いですがエッジに掛けてガーネットが見えますし、透明度もゼロというわけではありません。

香りはフレンチ&アメリカンオークのバリックで14ヶ月熟成させているだけあってナッツ系のニュアンスがあります。胡桃やマカダミアナッツ的雰囲気です。また、それに繋がる感じで、レーズンバターのようなものも感じました。その他の要素としては、やはりフルーツ感が出ており、ブラックベリーやブルーベリー、それに赤ベリーやヤマモモも感じます。加えて、チョコっぽさや茶色いスパイス、バルサミコ的な雰囲気も。

味わいは、果実味が中心的要素にはなっていますが、旨みや乳酸系で軽めながらもきっちり存在感を見せる酸といったものも感じられ、果実味が突出するようなバランスではありません。そもそも、果実味自体が熟成の影響か少し軽やかさのあるものになっています。渋味は穏やか。ボディは円やかなミディアムフル。

会では、後半のマスカット・ベーリーAなどと同じようなタイミングで飲みました。
鳥のモホソースとの相性は流石で、鳥の脂や旨みとワインの果実味やタンニンの相性がいいのは勿論、香りとモホソースのスパイシーさの相性もいけてました。
一方、パエリャとの相性は、いいというようなものではありませんでしたが、思ったほど悪いというものでもありませんでした。確かに、貝などの魚介との相性はアレですが、米との相性は悪くなく、ワインの果実味中心の味わいに対し米の旨みや塩分がつまみになってくれました。

まあ、このワインならやはり肉と合わせるべきでしょうね。牛肉もいいでしょうが、豚肉系との相性の期待値は高そうです。洋風の煮込みは勿論、チャーシューや山椒などを利かせた煮豚など、中華風のものなども面白そうです。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

「ワインモア」でこの記事をチェック!「ワインモア」でこの記事をチェック!






最終更新日  2013年07月04日 23時53分21秒
コメント(0) | コメントを書く

全41件 (41件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 >

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


ぱんだしゅりけん

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

お気に入りブログ

今朝は晴れ。 New! HABANDさん

栃木県 澤姫・純米… New! ken2137さん

週末セール情報0915… shuz1127さん

ガニャール・ドラグ… hirozeauxさん

観葉植物 ミユウミリウさん

Ballot Millot : Pom… zzz.santaさん

コメント新着

フリーページ

ランキング市場

サイド自由欄


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.