天婦羅たかはしさんにてTETTAワインを飲みました
京都からゲストがいらしてうださったので、TETTAのワインを飲んでいただくべく、岡山の食材を用いた天ぷらを頂ける天婦羅たかはしさんへお邪魔してきました。2月末にもお邪魔しましたが、今月になってまたメニューが変わっています。季節の地元の食材をいただけるのが嬉しいですね。一品目はやはりエビで。沖縄・名護産です。味の濃いエビです。こちらはアスパラ。非常に太く大きい、岡山県北の久世のものです。先端は天婦羅になっていますが後ろは生。勿論生でも食べられます。甘くジューシーでした。こちらは岡山県牛窓産の白キスと、県外産ですがソラマメです。ソラマメは早生もの。大きな白キスはホクホクかつしっとり。香りも十分。ソラマメも香り揚げの名にふさわしい香り豊かなものでした。続いてはタケノコとフキの旬菜揚げ。ダシで味が付いています。タケノコは真備、フキは吉備のもの。柔らかなタケノコと程よい食感のフキに、ダシの味付けがいい塩梅でした。そして、淡路のアナゴ、長崎のアオリイカ、甘露小梅です。アナゴは穏やかな味わいでふっくら。定番のカレー塩で。イカは柔らかさと甘みが印象的でした。小梅は甘くデザート感覚で。さらに、追加でかき揚げをお願いしました。TETTAのメルローは天つゆと相性がいいということを聞いていたのですが、今回のメニューは全て塩ででしたので。さて、ワインの写真は撮り忘れてしまったのですが^^;、シャルドネ、メルローの印象は東京でのミニ岡山ワイン会の際と同じものでした。今回はマスカット・ベリーA2,011も飲みましたが、最初はフォクシー系のニュアンスが出ているものの、時間と共にイチゴやラズベリー系の印象が強まる感じ。味わいは、非常に繊細ですが果実味、タンニン、旨みのバランスが良く、透明感の中に微かなハリのあるライトボディでした。食事との相性では、塩で食べる天婦羅が多かったのでやはりシャルドネがよかったのは事実です。エビ、アスパラ、旬菜揚げ辺りとは見事な相性でした。単体で飲むとやや印象の薄い今ヴィンテージのシャルドネですが、ダシなど旨み系の味わいや、食材の甘みなどとあわせると華やかさをましてくれます。一方、ベリーAもなかなか全体的に相性が良く、小梅やアナゴ、それにアスパラにもまずまず。メルローに関しては、やはり天つゆ+かき揚げが一番良かったように思います。デザートはイチゴのシャーベットでさっぱりと。さらに、インポーターの稲葉さんが開発したというワイン羊羹も頂きました。赤ワインを使っているそうで、確かにベリーA、メルロー共になかなかの相性。どちらも、香りの中にある赤いフルーツ感が羊羹のアンコの香りとマッチしました。また、メルローのしっかりした果実味は羊羹の甘みと不思議な一体感を見せてもくれました。にほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!