|
カテゴリ:パソコン
バンクーバーオリンピックの頃、ほぼ3年前に買った東芝のテレビ、REGZAで外付けHDDにてビデオの取り溜を長らくしていました。USBに接続されたHDDとNASのHDDは合計で8TBにも達してますがほぼ容量いっぱい使い切ってしまいました。テレビの番組を録画するには2通りがあります。一度見たら2度と見ない「タイムシフト」的録画と保存版用録画です。2TBがタイムシフト用で残りの6TBが保存版となっています。問題は保存用の6TBです。消すに消せないものばかり・・・・
昨年の夏にはブルーレイレコーダーを買いました。1TBの録画容量がありますが、これもすぐにいっぱいになるでしょう。これを買った以上どんどんブルーレイ化していかなければなりませんが、パソコンで扱うのに比べると融通性がないというか扱いにくいことこの上ありません。著作権がらみで色々な制限があるのかやっぱりあかん・・・。こうなったらHDTVの映像を編集するに当たってはそれに対応したパソコンを作成し、これまでのライブラリをパソコンで吸収しブルーレイに仕上げていくことにしました。実際のところうまくいくかどうかよく分かりませんが、とにかくパソコンを更新するための大義名分ができました。 さて、構想段階というのは楽しいものですが、どんなパソコンに仕上げるかを考えてみました。10年ぶりのパソコン更新となると部品レベルでどんなものがよいか全く分かりません。そこで性能目標を立てました。 1.HDTVのエンコードおよび編集が実用的な範囲で可能であること。 2.消費電力の思い切った低減。 3.運転中の騒音が少ないこと。 4.陳腐化に備えて多少のスペックアップができること。 5.グラフィックの描画速度はそこそこあればよい。3Dゲームはしない。 こんな感じでしょうか。まずCPUを決めます。知らなかったんですが最近のCPUはグラフィックプロセッサ(GPU)を内蔵してるのが普通なんですね。調べてみるとインテルのCPUはほとんどが内蔵型でAMDはAシリーズが内蔵型とのこと。早速ベンチマークサイトなどを覗き見しました。そこで分かったことですがGPUの性能だけを比較するとAMDのCPUの方が能力は上であるが、肝心のCPUの演算能力はINTEL方が勝っている。消費電力もINTEL製の方が良好であるということでした。 この時点でパソコンの性能目標からするとAMDを選ぶ選択肢はなくなってしまいました。かれこれAMDばかり18年間判官贔屓で使用してきましたが、最近大きく水をあけられたようでさすがの私もAMDは採用できませんでした。 INTELのCPUから選びますが消費電力の少なさから最新のIvyBridgeシリーズ以外選ぶことはできません。このシリーズは22nmというかなり微細なプロセスルールが採用されたために低消費電力化が達成できています(微細ルールでは線間容量が低下するのでエネルギ損失が減少します)。IvyBridgeもセレロンから始まり、ペンティアム、i3、i5、i7という選択肢があります。結局はコストパフォーマンスとの勝負になりますが私が選んだのはi5の中のトップエンドに位置する3570kというCPUです。i5の中ではGPUがi7と同じ仕様のHD4000というものになり、他のi5シリーズ内蔵GPUの約2倍の速度で動作する。3次キャッシュメモリがi7の8MBに対し6MBとわずかに小さくなっているが、速度の差が少ない割りに消費電力の低減につながるのでパフォーマンスとしてはi5の方が目標性能を実現しやすい。GPU内蔵でもあることだし、値段もそれなりに許せる範囲だと思います。長くなるので今日はこのあたりで・・・
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月13日 00時02分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[パソコン] カテゴリの最新記事
|