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カテゴリ:ケセラセラな日々
みなさま ご心配おかけしました。 本日大阪から帰ってきました。 義父の病名は アルツハイマーでもパーキンソンでも パートタイマーでもなく (¬з¬)σ もうええて 来月の精密検査までお預け 義父が気になるという主な症状は 全体的に動作が緩慢になってきて 立ち上がるときに時間がかかること。 ふらつきや痺れも少しあるらしく 本人は医学書にアンダーラインを引くほど 「自分はパーキンソン病だ」と思い込んでいる。 ワタシはふだん診療所で 高齢の患者さんをたくさん見ているので 義父の動作の緩慢さは病的な程ではなく 加齢のためのように思えたが 本人が安心するためにも 大きな病院で検査しておく方がいい。 月曜日 かかりつけ医でのMRI画像を持参し 大学病院で運動機能の検査を受けた。 医師が義父に色々な動作を要求すると 医師の指の動きに目を合わせたり 指をつまんだり離したり 手の平をクルクルと裏返したり ほとんど できてるやん ちょっと安心 しかし 医師が言うには 確かにパーキンソンに似た症状だと。 ただ 歩き方や目の動きなど この病気の一番の特徴である 独特の症状がまったく無いらしい。 むしろ毛細血管の詰まりによる ごく小さな脳梗塞の症状とも考えられ それは82歳という年齢ともなると 多かれ少なかれ誰にでも起こるものらしく つまり 「もう一度 精密検査をさせてください」 再度 MRI検査を受けることに。 ひとり暮らしの淋しさと 病気への不安から すっかり食欲不振に陥っていた義父は かなり痩せてしまっていたが この3日間 ダンナとワタシと3人で過ごすうち どんどん元気になってきて ワタシがキッチンに立っていると 子どものようにおかずを覗き込み 「はぁ~ お腹空いた~! 早く飯が食いたい。」 と言うようにまでなってくれた。 動作はまるで太極拳のようにゆっくりだが どこかが不自由ということはないので まだまだトイレや食事の介助の心配は無く 入浴も通院もひとりでできるので 介護が必要というほどではないが あの気丈な義父が ずいぶん弱気になっているので ある程度まで体重が戻るまでは しばらく月に1~2回のペースで ワタシが大阪に通い 家事の補助はもちろんだが 一緒に食事をしたり おしゃべりしたり 精神面をケアしてあげたいと思う。 今の義父には 要介護 ならぬ 要会話 義父はワタシが買い物に行っている間にダンナを部屋に呼び 家の権利書や預金通帳の場所を教えたそうだ。胸が痛くなった。 ←まだまだ長生きしてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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