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カテゴリ:ケセラセラな日々
先日 午前中のシゴトを終えた後 スーパーで買い物をしながら 「う~ん 今夜は何にしよう」 ふと 自分の首のあたりに手をやった。 え? またシコリか何かに触ったのかって? それがね 首には何にもなかったのよ。 なかったの。 あるはずの ダイヤのネックレスがぁああ どこで落とした? なんで落とした? いったい いつ落としたんだ? あのときだ 今月の15日 そう 乳腺外来を受診した日 初めてだったので勝手がわからず 専門医の問診を受けた後に 触診されることはわかっていたが 上半身が裸になるわけだから 衣服を脱いで準備する部屋なんかが あるものと思っていたので 医師にいきなり 「じゃあ ここで脱いでください」 と言われたときは焦ってしまい とにかく急いで服を脱いだ。 そのとき 看護師に ネックレスを外すように言われ 慌てて外してスボンのポケットに。 いつもワタシは 検査等でネックレスを外した際には 必ず財布の中に入れるようにしている。 先生を待たしてはいけないと思い 普段なら絶対しないコトをしたのだ。 そして やっぱりというか 案の定というか そのまますっぽり忘れて帰宅 あれから数日が経過している。 どうかまだスボンのポケットに 入っていますようにと 神にも祈る想いで スーパーでの買い物を急いで済ませ 自転車を飛ばして帰ると その日休みだったダンナが家にいた。 ただいまの挨拶もそこそこに クローゼットのある部屋に飛び込み ざっくりたたんで無造作に置いてある あの日のズボンのポケットに手を入れる。 やっぱり無い;;; どこかで落としたんだ・・・ 病院に電話をしてみたが その日 落し物は無かったと言う。 帰りに入った飲食店で トイレを借りた覚えがあるので レシートを探し出して その店にも連絡してみたがダメだった。 ダイヤのネックレスは もちろん ワタシの身につけているものの中で 一番高価なモノなのであるが それだけではない。 結婚10周年の記念に ダンナが買ってくれたもので 葬儀などで真珠をつけるとき以外 10年間ずっと肌身離さなかった 大切なワタシの宝物なのである。 ああ なんということだろう 乳がんでなかったのは良かったものの その検査を受けために 大切なものを失くしてしまった。 「あ~あ こんなことなら 検査なんて行かなきゃよかった」 「だいたい、医者の前でいきなり 服を全部脱ぐなんて思わなかったもの。 あんなん焦るに決まってるやんなぁ。 ゆっくり準備させてもらいたかったわ」 ズボンのポケットに入れて そのまんま忘れたのは自分なのに 大切なモノを無くしたことに イライラと腹が立つあまり そばにいるダンナにむかって 無茶苦茶な愚痴をありったけ吐き出し ひとしきり落ち込んだ。 ダンナは そんなワタシを見て ただニコニコと笑うだけ。 「失くしたって気にしなくていいよ」 という意味もモチロンあるが ワタシが落ち込んでいる最中は 何を言っても無駄だということを 最近やっと学習してきたようだ。 しばらくして 思う存分落ち込むだけ落ち込み やがて そうすることにも飽きてきたワタシ。 まぁね。 考えてみると コンタクトを無くしたり 携帯を無くしたわけではないので また買いなおさなければ 生活に支障をきたすというものでなく もともと宝石・貴金属のたぐいには まったくもって興味が無いワタシは 代わりのネックレスが欲しい というわけでもないので お金を損したという感覚でもない。 実際に首にネックレスは無いが 無くなったからといって あのときのダンナの気持ちが 変わるわけではなく まっ いいか。 幻のダイヤのネックレスは 永遠にワタシの首にある。 あるのよ。 ココに あったぁああああ! クローゼットの目の前の 絨毯の上にポトリと落ちていた。 一件落着 そして ダンナと読者の皆さんを巻き込んで 大騒ぎしたおかげで 毎日掃除機かけてないことがバレた。 だってフローリングはクイックルワイパーで済むからさ。 毎日掃除機かけるのってめんどくさいねんもーん。 ←「わかる!」でも「喝!」でもクリック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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