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カテゴリ:映画 邦画
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見たいものを、見せてあげる 監督:蜷川実花 原作:岡崎京子 主演:沢尻エリカ 整形するならどこがいいかな。 一桁の頃は丈夫な体が欲しかった。 10代の頃は胸を大きくしたかった。 20代30代の頃は賢くなりたかった。 今は良質な睡眠、健康な胃腸など丈夫な体w 年月とともに好みや価値観は変化していくものダナ。 まずはそんな思いをいただきつつ、見始めました。 ちなみに蜷川実花の写真は、結構好き。 ヘルタースケルターは、 全身美容整形をしたトップスター「りりこ」の物語。 Helter Skelter= 英語では狼狽、混乱の意 全身美容整形をしたトップスター「りりこ」 つまり、整形をしなければ、誰も写真を撮ってくれないし、 ちやほやもしてくれないのネ。 「りりこ」は存在してないようなもの。 表の自分は整形後で人気者、裏の自分は整形前で醜いのでしょう? 自分=りりこなのに、なんとも切ないお話ですよ。 りりこは、”見たいものを、見せてあげる”という。 そこまで自己犠牲しなくてもいいのにな。 彼女は、いったいどんな家庭で育ったんだろう。 で、わたしたち一般人は何を見たかったのか。 美しい顔? 美しい裸体? 華やかな撮影風景? エッチなシーン? 強気なのにライバルが現れたら、とたんに不安で、子供のように泣きじゃくる姿? 強気で棘のついたムチを振りかざす女王様? 全身整形した秘密? 頂上から転がり落ちていくさま? りりこ=エリカでしょ? ああ エリカで心がいっぱい。 最後の方で、りりこの芋くさかった妹が女らしくなって、彼氏を連れて登場する。 大なり小なり、りりこは女性の心の中にいるということかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.27 23:15:46
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