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暑い日が続きますが、北京などでは気温が40度以上、トルファン、西安などは地表温度が72度に達しました。端午の節句には各地でドラゴンボートや中国服の若い女性が伝統文化を示しました。 さて、大学入試も終わり、今は採点中で、間もなく成績発表になります。この時期、詐欺が多発するようです。馬鹿なとも思いますが、投資詐欺でも騙されますから、仕方ないかも知れません。 事前に大学入試の点数が分かるのか? 詐欺に注意 大学入試が終わったとたん、詐欺師は入試に関する様々な詐欺をでっち上げており、北京警察はよくある詐欺をまとめて、十分注意するよう注意喚起した。 1 事前に入試の点数を調べて上げる 詐欺師は事前に入試の点数を調べて上げるとの情報を送り、偽のリンクに誘導し詐欺を働く。身分証、受験票などの情報を要求し、金を払わせる。お金だけでなく、個人情報も奪われる。 2 合格通知書の偽造 詐欺師は受験生に偽造した合格通知書を送り、学費を指定の銀行口座に振り込ませ、金を受け取ると連絡を断つ。合格は正式のサイトで調べ、送金の前に口座の真偽を確かめる必要がある。 3 大学の内部枠での補欠採用 詐欺師は、ある大学の定員枠がまだ残っていると偽って、お金を払えば合格できるとか、特殊なコネがあるとか言って、詐欺を働く。料金の請求がある場合は、100%詐欺なので注意する。 AIの話題は当然のように大学入試にも及んでいます。 AIが作成した大学入試の作文は、八方美人的で、個性も感情もない 全国の大学入試の作文問題が発表されると、すぐにネットにはさまざまな作文が発表された。だが中には、試験問題を入力してAIが作った文章もあった。 記者も作文問題といくつかのキーワードを入力すると、わずか3、4秒で800字の文章がスマホに表示され、さらに「認識の光が人生の道を照らす」と言う文学的なタイトルまで作ってくれた。 「AIが作った作文は似たり寄ったりだと思いませんか。AIを訓練に使うのはいいが、個性的な指導が必要で、伝統的な名著などの読書、社会実践などが必要不可欠だ」と中国語教師はいう。 今はネット上にAI作文採点ソフトがあって、教師の代わりに字句や表現のロジックを添削してくれる。ある人が、名文家で知られる朱自清の散文「春」を入れると、問題があると指摘された。 原文の「盼望着、盼望着、東風来了、春天的脚步近了」(待ちわびる、待ちわびる、東風が吹けば、春の足音が近づく)を、AIは「盼望着」が言葉の重複になり、よくないと指摘した。 華東師範大学の王教授は、AIが作るのは文章の組み合わせで、思想論理も反映しているが、感情が欠けていて、言語学習の趣旨に反しているという。作文は語句や文法だけでなく、真実の感情や思想を表現するもので、AIには真似できない。 中国の入試には作文があり、その採点についての疑問はずっとあります。でも採点の様子を父兄に公開するなど、日本では考えられませんが、それだけ関心が高いのでしょう。 作文の「主観問題」を慎重に採点する様子に、受験生の父兄代表は「安心した」 作文の採点ポイントが発表された。それぞれの作文を2人の教師が別々に採点し、その差が規定値以内にあれば平均を取り、オーバーしていれば採点チームリーダーが採点し、公正を確保する。 今採点の最中だが、昨日、上海市では受験生の父兄代表8人が採点の様子を直接見学した。採点室では教師は自分に割り当てられた解答をコンピュータの上だけで見て採点する。 「ぎっしりと書かれた字を一日中見ていると、先生は目がくらくらするんじゃないの?」と心配したが、スクリーンの文字の大きさを変えられることを知って、心配がなくなったという。 今年の採点は全てオンラインで行われ、6月22日に完了し、6月23日に成績が発表される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月16日 07時46分27秒
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