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この記事が目についたのは、最近、日本の海底資源探査についての報道を見ていたからです。 ・東京大と日本財団は6月21日、日本のEEZ内の南鳥島沖の深海底で、レアメタル(希少金属)を含む鉱物資源「マンガン団塊」が2億トン以上密集する鉱床を発見したと発表した。 ・6月、四国の南側、沖ノ鳥島周辺の日本の大陸棚に位置する公海上の海域に、中国の海洋調査船がブイを設置したことが確認されたと政府関係者が明らかにした。 上の二つの記事は関連があるのかどうか知りませんが、中国のブイはこの海域の資源調査の可能性があり、中国は海底資源採掘を進めているので、いずれは尖閣諸島のように、いちゃもんをつけて資源を取りに来ないかと心配になります。 海底4102.8メートルの深海から、多金属クラストとノジュールの回収に成功した。上海長與海洋実験室の外で、記者はこの壮挙を成し遂げた「開拓二号」を見た。これは我国の深海鉱物資源開発における重要技術の研究と装備の開発における重大なブレークスルーである。 上海交通大学が自主開発した深海採鉱プロジェクトのプロトモデル「開拓二号」が、海上試験で成功した。最深では4102.8メートルに達し、国内では初めて深海の複雑な海底地形を機動的に移動し、深海での鉱物採取領域の多くの技術を実証した。 同大学船舶海洋と建築工程学院の楊教授は、「深海はマンガン、ニッケル、コバルト、銅など76種類の鉱物の豊富な鉱山であり、埋蔵量は莫大で、太平洋の海底のコバルトの埋蔵量は陸地の3000倍あり、品質はよく、金属含有量が30-50%に達する」と紹介した。 「しかし未知の深い海底へ行くのは難しい。海底の鉱物を効率よく採掘するのは難しく、重量のある設備を安全に送り、制御し、回収するのも難しく、環境への影響を監視することも難しい」 「深海の多種金属採掘技術」「複雑な海底地形を機動的に移動する技術」「深海での重負荷作業の精密制御技術」「非金属ケーブルの深海での展開、回収技術」「深海環境の監視技術」の5項目の技術ブレークスルーをして、「開拓二号」は誕生した。 長さ6m、幅3m、高さ2m、重量は14トン余、作業水深は6000メートルで、複雑な海底地形を自由に移動でき、多金属クラスト、硫化物、ノジュールを採掘できるよう設計されている。 6月22-26日、西太平洋の海域で、レベル4の海況とレベル6の海風の条件下で、1802.4メートルから始め、最深4102.8メートルの海底まで鉱物資源の採掘のテストを実施した。 そして200㎏以上の多金属クラスト、ノジュール、海底基岩などのサンプルの採取に成功した。 実際の映像を見ると、傾斜が30度以上の急峻で起伏に富んだ海山でも、粘っこい沈殿物が堆積した海底でも、「開拓二号」は順調に移動でき、坂を登り、その場旋回もできる。 「この成功は、我国の深海の重装備の研究開発のブレークスルーを示すものだ」と楊教授はいう。「大水深での非金属複合ケーブル、牽引ウィンチ、深海大出力液圧装置などの重要装備、デバイスなどの製造企業の研究開発力を引き上げ、深海採掘産業の形成を導く役割を果たした」 楊教授のチームがある上海長與海洋実験室はこの成功を追い風に、高級海洋装備の研究開発を推進し、さらに成果を上げ、産業化に移行する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月12日 07時24分21秒
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