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カテゴリ:はい、あーんして?
ちょっと意味が難しいかもしれないけれど、
「考える」ことで悩みが解決することはない。 「考える」という作業は、 自分の狭い狭い知識経験を総動員して、 かつ自分でくっつけた価値観に従って 堂々巡りをすることだから。 それは日常やっていることで、 だからいまさら考えてみたところで、 悩みを解決する新たな展開が起こる可能性は残念だけどかなり低い。 悩み解決に必要なのは 考えることではなく 「気づく」こと。 なので、自分以外の視点、コーチングなどで第3の視点を取り入れることが有効。 よく「セルフコーチング」の効果が云々されるけれど、 セルフコーチングが効果的に出来るようになるには、 価値観の多様性を知り、 価値観の転換がある程度自由にでき、 潜在意識を使ったポジションチェンジとか、 さまざまな技術がそこそこ使えるようになる必要がある。 セルフコーチングはその時はじめて機能するようになる。 っていう話になった今日のクレド。 「私の仕事は天職です。仕事は学びのために必要があって与えられます。学びはどこまでも深まる気づきであり、気づきが人生を豊かにしていきます」 今日の担当は中堅どころの歯科衛生士。 「仕事は何かを学ぶために”与えられる”んだな、ということと、 学ぶっていうことは、気づいていくっていうことで、 結局、仕事をすることこで人生を豊かにしていくっていうことなんだなぁ、と。 わたし、いろんな悩みがあって、そのいちばんは、”自分はこのままでいいんだろうか”っていうのが、 以前からだけど、いまでも同じような感覚があって、 私もしかしたら、悩みたくって悩んでいるんだろうか、 とか、人間なんだから悩むのは仕方がないのか、とも思うけど、 悩むのはイヤだし、悩まないようになりたいなぁ、とと思うんです・・」 彼女は、まぁ、なんと素直に自分を表現する子だなぁ、といつも感心させられる。 一生懸命考えてるけど、答えのでない堂々巡りになってるのが、 はたから見れば一目瞭然なんだけど、 こういうことは自分では気づけない。誰もが。 なるほどね、 理想の自分があるんだよね。 その自分と比べてるよね。 で、このままじゃいけない、私! って感じてる。 こういうときこそコーチングが機能するってわかるかな? まずは「理想の自分」をハッキリさせないと。 理想の自分がもやもやしてたら、何をどうしていいやらわからず、 何もかもがちぐはぐになっていくよね。 それができたら、現状をしっかり把握すること。 何ができてて、何ができてないのか。 何ができるようになりたいのか、 そのために何をするのか、何をやめるのか。 いままで習ってきたコーチングの手法がこういうときにこそ役に立つんだよ。 「俯瞰」っていうのも習ったよね。 いまいちばん不足してるのはそれじゃないかな、と思うんだけど、 どう? 「・・・はい、それです、それ。私は俯瞰することが得意じゃないです」 いいね、ひとつ気づいたね。 こうやってひとつひとつ気づいていくことの積み重ねが、人生を豊かにしていくんだよ。 悩みすら、いや、悩むことこそ仕事の賜物。 だから天職なんです。 なんだか、今朝はコーチングのライブセッションな朝礼でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.08 11:29:12
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