カテゴリ:日記
本来は、今年の3月に完成の予定だったのだが ・昨年6/20の確認申請の厳格化 ・建築資材の高騰(鉄、コンクリート、石油製品等) ・サブプライムローンの影響による銀行の融資額減 まるで、見えざる手により、 建物を建てさせないぞ と言われているような気さえしてくる。 とまあ、色々あった訳だけど、何とか着工である。 地縄の位置を確認し、地鎮祭が始まり、滞りなく式は終了した。 今日の神主さんのは、いろいろと勉強されていて、神事の縁起物について教えてくれた。 ■えいっ 設計者、施主、施工者の順で、鎌でススキを刈り、鍬(くわ)で耕し、鋤(すき)で掘るが、そのときの掛け声は「えいっ、えいっ、えいっ」が正しいのだそうだ。「えいっ」は漢字で書くと「栄っ」だそうで、栄えるという意味が込められているとのこと。今まで、「やっ」「えいっ」とかまちまちであったが、意味がわかると自信を持って鎌で刈ることができる。何かあったら景気付けに、とりあえず「えいっ」って、掛け声えお掛けてみよう。 ■稲妻 式場の周りに張られた縄に稲妻型の紙がつけられているのは、雷の稲妻を意味していて、雷が落ちたところは災いが起こらないという言い伝えがあることから稲妻型の飾りをつけるとのこと。 ■竹 祭壇の四隅の上に竹がつけられているのは、竹は成長が早いため、滞りなく完成に行き着くことを祈念しているとのこと。 ■一升瓶 お供えやお清めに使うお酒が一升なのも「とわに栄える」の「と→十、わ→八」から1.8リットルの一升が縁起がいいとのこと。 ただ、リットルの単位が入ってきたのは明治以降なので、縁起って新旧入り乱れているのだなと思った。最近ではチョコレートのキットカットが「きっと勝つ」といって受験生にとっては縁起物らしい。何年かすると神事に取り入れられるのかもしれない。 縁起物ってなんか納得してしまう。 しかし、縁起物って最初に誰が言い始めて、どうやって広がるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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