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カテゴリ:thought
最近トヨタなどと同程度の巨額の広告費を投下している団体がある。
TVCM、駅構内や電車内の交通広告、ビルボードなどOOHでも展開しているので、目に入らない方が難しいほど。 "Power for Living"という文字が、街中に溢れ、ネットでも「あれは一体ナニ?」という書き込みが増えている。 Power for Living 広告の内容は、m-floのVERBAL、久米小百合から日本ハムのヒルマン監督まで、著名人が「この本を読んで、人生が変わりました」と訴えるメッセージ。 無料で本を差し上げますというオファー付。 実施しているのは、フロリダにあるデモス財団。 キリスト教の福音を世界中に周知することが目的らしい。要は宗教広告。 実はこのデモス財団、2002年のドイツで同様の展開をしたそうだが、ドイツ政府は"power for living"のテレビとラジオのCMをカルト活動として禁止したらしい。 ドイツでは、宗教、思想、政治のテレビ、ラジオによる広報活動は違法ということで。 "Power for Living"の広告を見て、なんだか気味が悪いと感じたのは私だけではないだろう。 もちろん、宗教自体が悪いということではない。 宗教・思想の自由は尊重したいけれど、マス広告ということになると、抵抗がある。 日本には、特定の宗教のCMを流してはいけないと法律では定められていない(らしい)けれど、やはりマスメディアは大きな影響力を持つので公共性を期待してしまう。 うーん、考え方が古いのかな? * * * * * * きょうの気分 * * * * * * インドのビーチに巨大なはまぐり。なんと広告!身が入ってたら悪夢。 Giant Shells Promote Seafood お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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