カテゴリ:カテゴリ未分類
今日、ある人に電話をかけました。
TAKAはその人の名前の一部を頂いて付けたニックネームです。 その人が入院されていると聞き、電話しました。 でも、退院しており自宅療養しておりました。 はっきり言って、すごい人です。(勝ち負けというわけではないですが、その人を超えることを毎年の抱負としています。)今日、半年ぶりに話をしたのですが、またそのすごさを改めて思い知りました。 その人にこれから教育の仕事をやるという話をしましたら、いろいろ話をしてくれました。 そして、最後に、 教育に携わるのであれば、それに関する学問をしっかり学びなさい。 そして、もっともっといろんな人に話を聞きなさい。 と、いうアドバイスを頂きました。 電話の内容はこんな感じです。 これまで免許を取り、一部上場の会社に入って(自慢じゃないですがこの入社テストでは歴代5位以内に入っていたそうです)、一般的に見てエリートコースを歩いてきました。しかし、自分は今までやりたいこともはっきりせず、ふらふらとしていました。なんとなく大学に入り、なんとなく民間の会社に入り研究をやっていました 大学卒業間際にある後輩に「俺、先生になろうかなぁ」とぽろっと言ったら、「先輩、免許も持っているのに、それは逃げですよ」と言われ、まぁそれはそうなのかも、と思ってそれっきりそのことは忘れていました。 研究をやっても全然力が入らず、なんとなく毎日を過ごしていました。そして、あるとき、「好きとキライのリスト」を作りながら、やっぱり子供が好きだということに気付いて子供に関係した仕事をしたいと思い退職しました。そして、自分が本当にやりたいと思うことを探して、今の職に出会いました。 私は今までふらふらと人生を生きて、何をやりたいのか全然見えずにもう29歳になりました。だからこそ、今の子供達には夢や自分が本当にやりたいことを見つけて生きて欲しいと思います。傲慢かもしれないけれど、そういう道を指し示したり、ちょっとしたヒントを示したりことができる人になりたいと思っています。 そんな風なことを話したところ以下のような話をして下さいました。 私が自分ですればすぐ終わる仕事をあなたにやらせて、時間を使って後ろからサポートしていたのはそれがあなたの成長に必要だったからです。あなたの成長が最優先だったからです。ハハハ。 いろんな実験をさせていたでしょ?研究にあんまり力が入らないようだったけれども、あなたができるだけ興味を持てるものをずっと探していたのです。今ならそれがわかる? 自分のやりたいことに気づくのは早ければ早いほうがいい。20代ならまだ間に合う。40歳過ぎて気づいてももう遅すぎる。40、50になったら、それまで積み上げてきたものを使って残りの人生を過ごさざるを得なくなるから。 医学部生の中にもなんでここに来たのかと思う子がいる。そういう子の入学理由は「成績がいいから」。自分の好きなことや興味の無いことを続けていくのはその子にとってものすごくツライこと。 子供が好きなら幼稚園の先生になりなさい。 幼稚園では素直な感動するココロや感性を育てるのが一番大事。子供は遊ぶのが仕事。感性を磨くのが仕事。粘土遊び、砂遊び、石ころが好きな子、砂が好きな子、そういう子供の個性を認めることができる先生が求められている。 小学校に入ると勉強をし、本を読むことができるようになる。それにより情報を取り入れることができるようになり、大人になっていく。しかし、小学生、中学生になって塾に入るなどして型にハマり、その上に親の期待が加わり、子供は感性を潰されていく。感性を潰された子は情報を入れながらも面白いという興味を持つことができないまま一生を過ごすことになる。 だからこそ、幼稚園の時に感性が潰されないための感性の根っこを育ててあげることが大事。根っこさえ築くことができれば潰されることはない。感性が豊かで、「これが好きだ」と思える心を持って育つと、素敵な子供、素敵な大人になる。 これは1つの考え方だけれど、話するときに出てくることです(これは各界の上層部とのトークから出てくる結論らしい)。 仕事は代価を得るために行なう(例えば魚を捕って、それを売ることでお金を得る)。ならば、社会に還元できる仕事をしなさい。やりたいことが見つかったのなら、社会に貢献できるよう仕事をしなさい。教育に携わるのであれば、お金をためてそれに関する教育・学問(児童心理学など)をしっかり学びなさい。それは研究と一緒。単に動くだけではダメ。深い知識が伴った動きこそ、本当に質の高い仕事となる。社会に還元できるものとなる。あの1年半の仕事を思い出しなさい。 それから、もっともっといろんな人に話を聞きなさい。それから、自分を大事にしなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
文中に目を覆いたくお言葉が・・・。^^; (2006年09月26日 22時32分51秒) |