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2013.06.17
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カテゴリ:ワンポイント
ブライダル業界におけるフリーランスについて 三回目です。

まず、専属業者のクオリティについて少々厳しいことを書かせて頂きました、続いて私も含むブライダルに関わる各業種のフリーランスが、情熱と責任を持ってブライダルの仕事をやっていることを書きました。

本当は前回の、『フリーランスの方が良い仕事をしていますよ!』で連載をやめてしまいたいのですが、そうも言えない現実があるのもまた紹介しなければいけないと思います、何故ならフリーランスと言えども、むしろフリーランスだからこそ、じっくりと選んで頂きたいからなのです。


フリーランスを選択する際のデメリットを書いて見ますが、以下の順番が一番伝わり易いかと考えています。


1.持ち込み料がかかる場合がある。

専属業者との大きな違いとして料金があると思います、せっかくフリーランスに注文したのに『持ち込み料』の為に、却って高額になってしまうので気に入ったフリーへの注文を諦めた方もいらっしゃると思います。

個人的には持ち込み料自体は否定しません、会場としての設備内での業務となる以上また専属業者の保護としての持ち込み料の設定は納得が行きます。ただ最近ではビデオや写真に関して10万円!の持ち込み料など、かなり高額化してきているのが気になるところです。また私のように専属業者の正社員から独立した身としては、持ち込み料の半分でも業者の元へ届いて欲しいと思っています(そんなこと絶対にないでしょうけど(^^; )。


2.撮影が制限される場合がある。

挙式のようなスペース他の理由も含めて、撮影制限があるのも理解できますが、ただただ「外注には撮影させないぞ!」的な制限を作っている会場もあります。浦安のあるホテルでは最近になって、挙式とロビーを含むスペースでの外注業者の撮影が完全にNGになったそうです。披露宴会場内のみの撮影許可と言うことで、これまで何度かこちらのホテルでは撮影経験がありますが、今後はこのホテルで結婚式をされる方からの注文は来ないと思っています、私のようなフリーの外注業者に撮影を頼むメリットがほとんど無くなってしまいますから・・・。


3.実力&技術力の無い、マナーの無い、不良フリー業者がいる。

1.2.は会場とのやり取りになりますし、持ち込み料や撮影制限については事前に確認が出来るので、予め納得した上でフリーを選択することが可能ですが、この3については、当日になってみないと分からない部分が大きいですよね、そして何よりもポイントとなる部分です。

メイクやプランナーさんと違い、ビデオ映像や写真については免許や資格というものが無い為、ビデオや写真が好きで「俺、カメラマンになる!」と思った人は、明日からフリーのビデオカメラマン、カメラマンになれます。

私も含めて誰でも最初からうまい人はいませんし、、一回目にも書いたように専属業者なら全てのカメラマンが実力&技術力があるとは限らない為、こと実力や技術力というのはあまり云々言いませんが、結婚式と言うのはかなり特殊な撮影環境です。

私のように専属業者の正社員として、ちゃんとした研修の末撮影デビューをしたり、実力者のアシスタントとして結婚式の撮影という特殊環境を実地に勉強した経験がある方がより良いのは分かって頂けると思いますが、これは実力&技術力に関してだけでなく、結婚式という撮影環境でのマナーについても大きく関わることになります。

1.2.の持ち込み料や撮影制限についても、ある意味この技術とマナーの問題が発端だったと言えるのです。

結婚式の会場がレストランやハウスウェディングなど多様になり数も増え始めた頃に、専属業者でないビデオカメラマン、写真のカメラマンも増えたのですが、この頃に結婚式の撮影経験の無い業者やフリーランスが会場で好き勝手に撮影し、挙式や披露宴の進行を妨げる事例が沢山あったようです。

こういった結婚式を理解していない撮影業者を会場内に入れさせないようにする為に、「持ち込み料」や「撮影制限」が出来た部分は少なからずあると思っています。


私も15年くらい前にある会場で撮影していた時に、こんな写真のカメラマンがいました。
披露宴で友人がスピーチをしていて、その話をメインテーブルで楽しそうに聞いているお二人の様子を撮影していると、写真のカメラマンが二人に近づいてポーズを取るように注文するのです。お二人は友達のスピーチを聞いているのに、カメラマンがしつこく「こっち向いて」のようなことを注文しているらしく、結局お二人は友人のスピーチを聞いている最中にカメラに向ってポーズをしたりしていました。

これにはビデオを撮影している身としても腹が立ったので、お開き後にその写真のカメラマンに注意しましたが、「そんなの関係ねぇ・・・。」みたいな態度で逃げられてしまいました、そのカメラマン、どれほどの実力者かは分かりませんが、おそらく今はブライダル業界にはいないでしょうね。

こんな例はまだまだカワイイ部類かもしれません、知り合いのちゃんとしたビデオカメラマンや写真のカメラマンにはもっと酷い話を聞きますから。


またこれはさすがに結婚式の撮影の時には遭遇したことはありませんが、撮影会場に来ないカメラマンと言うのもいます、信じられないでしょ?

ピアノの発表会の撮影でお世話になっている、いそたピアノ教室さんの発表会の時には、電車を間違えたとかで第一部丸々撮影出来なかった写真のカメラマンがいましたし、同じように発表会の撮影でお世話になっているカンティアーモさんの昨年12月の発表会の時は、第一部どころか発表会の会場に来ることも無かったカメラマンさえいるのです。

カンティアーモさんの先生曰く、その日来なかった写真のカメラマンもフリーで結婚式の撮影などをしているらしく、「久保さんと同じようにやっている人だから信頼出来ると思ったのに・・・。」とおっしゃられて、何だか私も申し訳なく思いました。

これも結婚式ではなく3カメくらいのイベントの撮影でしたが、当日現場に来てから3カメ撮影が嫌になったらしく、「お腹痛いから帰ります。」なんて帰ってしまうビデオカメラマンもいました。


このような会場に来ないビデオ&写真のカメラマンと言うのは本当に特殊な事例です(とは言えカンティアーモさんの事例は昨年ですし、結婚式を撮影しているということですから、かなり危険ですね)、結婚式のマナーや状況を理解していない人もだいぶ減ったと思いますが、それくらいの不安感を持って検討するのは無駄ではないと思います。


では、どのようにして優良なフリーとダメなフリーを見分けたら良いのでしょうか?

本当はそこまで書くつもりでしたが、ものすごーく長くなりましたので、また次回に続きます(笑)。

「結婚式、入場」で検索したらこれが、プレゼントにどうぞと言うことらしいです。



こちらはむしろ退場の時のアイテムです(^^;。





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Last updated  2018.08.11 11:01:53
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