見た目よりも
一昨日に続きカニの話題です。夫婦でお腹いっぱい食べた越前カニですが、家で待つ年老いた母親にも食べさせてあげなければいけません。お土産として買って帰るつもりです。宿に着く前に「水仙フェスタ」と称されるイベント会場でその値段をチェックしておきました。タグが付いたカニの大体の相場は知っていますが、念のため下調べです。ちょっと小振りかなと思いましたが、それでも12,000円という値段が付いています。まあ、普通はそんなところかな。で、翌日宿をチェックアウトして越前岬の方へ走っていると、「何とか朝市」の準備をしている光景を目にしました。これは帰りにチェックしなければイカン。ここのおすすめは「越前ベニズワイ」のようです。すすめられ試食しました。おいしいのですが、ちょっと水分があって塩っぱいかな。「これって水ガニ?」「いや、紅ズワイだよ、うまいでしょ」水ガニってのは脱皮したてのズワイガニのことで地元では「ズボガニ」とも呼んでいます。身離れがよくて、この紅ズワイとよく似ています。家で一人待つ母親のために、どうせなら「タグ付き」のものにしよう。「こっちのズワイはいくら?」「足が1本ないけどタグは付いてるし」いろいろやり取りをした結果、「3杯しか残っていないので、え~い、まとめて○千円にしとくよ」安い、本当に安かった。自家用なら足や手が1本くらいなくても味さえ良ければ何の問題もありません。久しぶりにおいしいカニにありつけました。