先週の日曜日、トロント恒例のサンタクロースパレードがありました。と言っても、その日はバレエを観に行く日だったので、パレードそのものは見なかったんですが、パレードを待つ人々を見てしまいました。
まずは地下鉄に乗ってびっくり!え、日曜の昼で、何でこんなに込み合っているの?なんだか、車内がにぎやか、子供の声があちこちから…。トロントでこんなに活気に満ちた電車に乗ったのは初めてです。そしてQueen駅で降りると、もう通りに人垣ができています。運良くか悪くか、バレエのあるフォーシーズンセンターはパレードのルート上。この人たちを避けていくことはできない…。って、実はそれほどひどくはなかったんだけど、パレード開始まで1時間以上あるのに、って思うとそのパワーにクラクラ。もちろん子供連れが多いんですが、大人もしっかり楽しみにしているようで…
クイーンストリートとユニバーシティアベニューの角は、こんな感じ。
バレエのインターミッションでは、バレエの観客が通りに面した窓に張り付いてパレードを見ていました。
このトロントのサンタクロースパレードは今年で102年目。イートンデパートがクリスマスショッピングの宣伝の為にはじめたもので、デパートのオーナー夫妻がサンタクロースに駅で会い、そこからお店まで一緒に歩いていく、と言う設定だったそうです。それがどんどんにぎやかになって、馬車が登場したり、バンドが加わったり…となっていったんですって。そのイートンデパートはもうなくなっちゃいましたけど、パレードはトロントの伝統となって続くのです。