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貴水みきさん、逢祈さん、きっちゅPさん、まよこさん、秋さん、【朋】さん 、魚子さん、ゐかゐようさん、ゆうさん、それからブログを読んで一緒に悩んでくださった皆様。本当にありがとうございました。
この数日の間に色々ありまして、お返事ができなかったのですが、本日の午前11時過ぎに、まろは天国へと旅立ってしまいました。 火葬をし、お骨を実家に持って帰り自宅に帰ってきたところです。正直、まだ夢の中の出来事のような気がしてなりません。覚悟をしていたとはいえ、まだ現実を受け止め切れていないことが、自分でもわかります。 まろが我が家に来たのは僕が小学6年生の頃。クラスメイトが拾ってきて、中々どこの家で飼うのかが決まらず風邪をひいたまま回し飼いされていたある日にうちに来て、そのまま動物病院へ連れて行った時から、まろとの生活が始まりました。 子猫といっても、すでにミルクではなく普通の猫缶も食べる程度にまで成長していました。 風邪が治る前は、目ヤニで目が半分しか開かず、鼻もガビガビになってしまっていて、当時両親は「この猫だけは、飼うのは勘弁してくれ…」とさえ思ったそうです。 でも、風邪が治るや否やまろの可愛さが認められ(親バカ発言ですが)我が家では自慢の猫となりました。 トイレの場所を教え、猫缶を色々試して好きなものを研究したり、時に粗相もしたけれど、品のあるとてもよい子でした。 飾ってあった宇宙戦艦ヤマトのプラモを頬擦りで落としちゃったり…。受験勉強中、机の上に飛び乗って、僕が文字を書いている鉛筆にほお擦りをして邪魔をしちゃったり…。夕飯で残されていた焼き魚を盗み食いしちゃったり…。同じく、モスバーガーのチキンの骨を盗んじゃったり…。PSのリセットボタンを踏んじゃったり…。どれもこれも、悪意がないから叱るに叱れないし、盗み食いされてしまったのは人間の不注意だし。 好きだったものは、イチゴのぬいぐるみとペンギンのぬいぐるみ、でも噛み付いたり猫キックをかますものだからどれもこれも跡形もなくなってたな~。シェーキーズのポテトのにおいも好きだったみたいで、においを嗅がせただけでよだれをたらしてました。金色のネックレスをちらつかせるとじゃれてきたり、つい先月までは、より紐でもじゃれてきたり、とても病気に蝕まれた18歳の猫とは思えませんでした。 寝るときは、肩を叩いてきて「布団に入れて」と要求。どこで寝るのかと思えば必ず足の間。だから寝返りが打てなかったり…。朝も肩を叩いて「もうおきなよ」と要求したり。 僕の青春時代から今日に至るまで、人生で一番大切な時期をその小さな目で見守っていてくれたまろ。辛いときもそばに寄ってきたり、楽しいときはわけもわからず抱き上げられたり。 そして、家族のありとあらゆるピンチは、まろがいてくれたから乗り越えることが出来ました。 僕が一人暮らしをはじめてからも、実家に帰れば玄関まで出てきて「あら、来たの?」といいながら出迎えてくれたまろ。 そのまろが、もう居ないなんて、わかっていても理解できない。 もし、まろがうちに来てくれていなかったら、今のような幸せな人生にはなっていませんでした。まろは言葉数の少なかった我が家に、笑顔をたくさんくれました。 最後の最後まで僕達に迷惑をかけなかったまろに、家族一同感謝の気持ちしかありません。 火葬から帰ってきて、ブログを書き始めてようやく、現実に帰ってきました。ようやく理解してきました。家族であり、親友であり、我が家の看板娘であったまろは、天国に向かって旅立っていってしまったのだと。 奇しくも、あさっては昔飼っていたピーコという文鳥の命日。もしかしたら、ピーコがちゃんと道案内してくれているのかな。 支離滅裂な文章になってしまってすみません。 最後にまろは、親父のひざの上で、親父の目を見ながら一声なき、母も見守る中そっと瞳を閉じたそうです。 親父には「ありがとう」と聞こえたそうです。 まろ、こちらこそありがとう。飼い主候補がたくさん居た中で、どんな運命だったのかうちに来てくれて、小さな体で家族にたくさんの奇跡を呼んでくれて、いまのこの家族があるのは君のおかげだよ。君は家族の一員というより、家族の中心だよ。いっぱい心配かけちゃってごめんね。大丈夫だよ、みんな君のやさしさは永遠に忘れないから。だから安心して、天国まで行ってね。向こうにはピーコ、チッピ、プッチ、たくさんの家族と友達が待ってるから。 ありがとう。 本当に、ありがとうね。 まろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 3, 2008 12:55:05 AM
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