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雪と氷に閉ざされた美しい南極。
人間の手が行き届かないはずのペンギンたちの楽園が、今脅かされようとしている。 南極には、日本やアメリカ合衆国をはじめとする各国の基地がたくさんあり、基地の周辺には、愛らしいペンギンが巣を作っているそうだ。 夏、基地周辺は雪解け、雪の中からは岩や土が… そのなかに、不法に投棄されたゴミが目立つようになっているという。 1998年に環境保護に関する南極条約議定書が施行されるまでは、ゴミはすべて基地周辺に不法投棄されていたという。 撤去するには莫大な費用がかかり、経済力のない国の基地では、手つかずのままの現状。 ペンギンが、海へエサを捕りに行く通り道には、海岸に捨てられた廃材が散乱し、散らばったワイヤーに足が絡まって傷つくペンギンの姿も見られた。 コロニーのすぐ側まで崩れ、今にもなくなってしまいそうな場所で雛を守っている姿もあった。 氷河が濁流となって、一気に流れ出し、コロニーがなくなった様子も映し出された。 それは、日本に暮らす私たちが抱く南極のイメージからは遠くかけ離れたものだった。 南極では、ここ50年で2度も温度上昇があったそうだ。 地球温暖化は1980年代に科学者の間で問題視されるようになり、1985年には、フィラハ(オーストリア)で地球温暖化に関する研究成果を整理し、共通の科学的認識を得るためのはじめての世界会議が開催された。 それから既に20年、IPCCの設立、COP1、2そして京都議定書採択したCOP3、そして4~10、本年2月16日京都議定書の発効までこぎつけた。 「まだ間に合う?」「もう既に手遅れ?」どちらでしょうか。( ̄-  ̄ ) ンー もう遅い。って思うのは私だけでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 14, 2005 09:15:59 PM
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