政治の舞台・参議院の見学へ
今日は参議院の見学に行って参りました。そうです、国会議事堂にある参議院です。ここでは参議院議場御休所(ごきゅうしょ)開会式の当日の天皇陛下がお入りになるお部屋・中央広場を見学させて頂くことができます。中央広場には、議会政治の基礎を築くのに功があった日本で最初の内閣総理大臣 伊藤博文公日本で最初の政党内閣の総理大臣 大隈重信公そして日本で最初の政党である自由党の党首である 板垣退助公彼が明治の初めに国会の開設を求めて「自由民権運動」を起こしたのです。そうです!これが明治7年「民撰議院設立建白書の提出」といわれるものです。この時まで議会政治がおこなわれていなかったのです。では、誰が政治をしていたか、というと官僚が政治をしていたのですね。行政と政治が一緒ということです。そうすると、国民の意思は政治や行政に全く繁栄されません。板垣公は 政治とは国民が選んだ議員による議会政治であるべきだ!と主張し、成し遂げたのです。今でこそ「議会政治」は至極当然に思えますが、歴史的視点で見ていくと、それは有り難いものであることに気付くことが出来ます。豆知識ですが、国会議事堂は3つを除いて全て国産の建材・国内の職人の手によるものとのこと!3つとはステンドグラス・ポスト・ドアノブです!そして本会議場は本当に立派です!これが開会式の際の明治天皇の玉座です。これが議員席です。 立派です!これだけのものを国産で立てることが出来き受け継ぐことができるのは本当に素晴らしいことです。参議院が閉会中は平日9時~16時で見学させていただけますのでみなさまも是非永田町まで足をのばされては如何でしょうか?