今ここが幸せ！

　以前に「神さまはハーレーに乗って～ある魂の寓話～」という本を読みました。
あなたに何かを贈ってくれる本かもしれません。

【中古】 神さまはハーレーに乗って ある魂の寓話 ／ジョーンブレイディ(著者),深町真理子(訳者... 価格：105円（税込、送料別）

　さて、もうすぐやってくるクリスマスにちなんで贈り物のお話です。

　神様はあなたに何かを贈ってくださったでしょうか？
あなたの周りに神様からの贈り物はどのくらいあるでしょうか？

　自分の周りにある神様からの贈り物を見つけられれば見つけられるほど、
あなたは感謝の心で幸せを感じることができるはず・・・(^^)

　あなたは今いくつ見つけられましたか？

「神様からの贈り物なんて、全然ないよ」
そんなふうに思っているあなた、
ちょっと普通の贈り物について考えてみましょう。

　お酒が飲めないあなたにお歳暮でお酒が送られてきたら嬉しいでしょうか？
ゲーム好きの子供にゲームをプレゼントしたとき、
それがもう持っているゲームだったら、その子は喜ぶでしょうでしょうか？

　欲しいと思っていたのになかなか手に入れられなかったものを
プレゼントされたらどうでしょう？
とっても嬉しいですよね。(^^)

　日本で普通に暮らしているとき、水道の水をもらったら嬉しいでしょうか？
でもそれをもらったのが、砂漠で水をなくしてさまよっている時だったら？


　つまり、あなたがそれを贈り物と感じないのは、
あなたがそれを必要、欲しいと思っていなかったり
必要なものでも、あなたがそれをあって当然だと思っているからなのです。

　あの東日本大震災のあと、
それまであって当然だと思っていたものが実はそうではなかった、
と気づいた人も大勢いるはず。

　人が、肉体と心と魂の三位一体の存在だとしたら、
あなたはどれを優先しますか。

肉体を喜ばすものだけを求めている人もいます。
心を喜ばすものを求めている人もいます。
魂を喜ばそうとしている人はごくわずかです。

　魂としてのあなたは、
自分が愛（無条件の愛）そのものだということを実感することを望んでいます。
自分がこの世で愛になることを望んでいます。

　無条件の愛とは、あるがままを受け容れる意識です。

　あるがままを受け容れるということは、
なされるがままになるということではありません。
地震や津波で大切な人を失っても平気でいろということでもありません。

　事実は事実として受け容れ、
それを前提として、あなたがあなたとしてしたいことが
次のあるがままなのですから、
次はそれを受け容れてあげることです。

　あなたがあなたらしく生きること、
あなたがありのままの本当のあなたを１００％生きること、
自分を大切にして今ここを生きること。

　もし誰かが上げ膳据え膳で食べさせてくれたら、
あなたは自分で何を食べたいかを考える必要もありません。

　誰かが目の前の障害物をすべて取り去って真っ赤な絨毯を敷いてくれたら、
あなたは自分に壁を乗り越える力があることに気づくこともできないし、
冒険のワクワク感を楽しむことも出来ません。

　本当は、あなたの間の前にあるすべての苦難は、
神様からあなたに与えられた成長のための機会であり、成長のための道具なのです。
あなたの周りにある、これまでのあなたにとっては、
良いと思えるものも悪いと思えるものも、すべて神様からの贈り物なのです。

　あなたが物質的な幸せだけを望むのではなく、
人から愛され、求められることだけを望むのではなく、
人として成長すること、霊的成長（無条件の愛）を望みさえすれば、
あなたの周りのすべての意味に気づくことができ、
すべてに感謝の気持が湧いてくるはず・・・

　それはあなたの目的が変わることで、
あなたの物事に対する意味付けが変わってしまうからなのです。

　あなたの周りにいる素敵な人はあなたの参考、目標としての意味を持ち、
あなたの周りにいる嫌だった人は、あなたが許しを実践するための壁となります。
あなたが持っているうれしいものは、
あなたが与えられる幸せを持っていることを教えてくれます。
あなたの目の前に起きてくる不幸と思えることは、
あなたにそれを乗り越える力があることを教えてくれるための障害物であり、
あなたにあなたが本当は愛であることを教えてくれるとても大切な贈り物なのです。

　あなたが幸せになりたいのならそれを外に求める必要はないのです。
それはあなたの内側だけで実現できるのです。
あなたの決断と態度だけで実現できるのです。

　あなたは愛だというのは本当なのです。


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