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カテゴリ:経営
9/4の日本経済新聞朝刊 「製造業、高まる収益力 損益分岐点比率80%切る」 を読みました。 ●国内の製造業の収益力が一段と向上している。・・・人件費などの 固定費の削減が進み、景気回復に伴う売り上げ増が利益を生み出し やすくなった。 ●ただ足元は設備投資や人材確保などによる経費増や、原材料高も 見え始め、コストを上回る売上の伸びを確保できるかどうかが 企業収益のカギになる。 上場企業において進めてきたリストラなどの経費削減が一段落し、 売り上げ増に対応すべく人材及び設備投資をし始めている事が 分かります。 私達はこの損益分岐点をどのくらい意識しているのでしょうか。 特にサービス業であれば、直接的な原価が分かりにくいだけに 意識しにくいのかもしれません。 そこで、サービス業であれば固定費をより強く意識する事が 大切になります。 固定費とは売上の増減と直接関係しない経費のことです。 例えば、家賃や減価減償却費などです。 固定費に目を向けると、損益分岐点が意識できるようになります。 それは損益分岐点は収支がトントンになるポイントだから、 固定費が全てまかなえる売上が損益分岐点の売上なのです。 決算書などを使って自社を判断する時には、 目標は不確実なものを大切にして、指標は確実なものを大切にする事 だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.04 08:15:24
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