我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

2007/06/24(日)12:13

キベリクビボソハムシ

昆虫(甲虫)(35)

 先日、ハムシダマシを紹介したが、今日のは本当のハムシ、キベリクビボソハムシである。  橙色のシャツに黒いチョッキを着た風で、中々洒落た色合いの虫である。しかし、個体変異が多く、全身が橙色の個体もあるとのこと。黒い部分がないと、一寸しまらないだろう。 キベリクビボソハムシ.体長6mm弱(2007/06/02)  ハムシとしては非常に敏感。普通のハムシは100mmレンズで接写をする程度の接近ならば大して反応しないが、このハムシは慎重に近づかないと、一瞬の内に羽を広げて飛んでいってしまう。しかし、ハエやハチの様に遠くには飛ばず近くに止まるので、何とか写真を撮ることが出来た。 お座りしているキベリクビボソハムシ(2007/06/02)  このハムシ、上の写真の様に「お座り」をしていることが多い。先日のゾウムシではないが、やはり何となく動物を連想させる。  真っ正面から見ると、犬が吠えている感じ。但し、先のゾウムシとは違って、仔犬が一応吠えてはいるが、実のところ遊んで欲しくて興味津々と言うところか。 真っ正面から見たキベリクビボソハムシ.仔犬が吠えている様(2007/06/02)  下の写真では、馬が草を食べている風にも見える。角があるから、馬よりもアフリカの羚羊類と言うべきか。 葉っぱを囓っている風に見えるが、食草ではない(2007/06/02)  このキベリクビボソハムシ、幼虫、成虫共にヤマノイモの葉を食すとのこと。こちとらは、それとは知らず、庭のヤマノイモを片っ端から引っこ抜いてしまった。  ハムシ君、沢山あった筈の御飯が急に消え失せてしまって、屹度戸惑ったに違いない。

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