HEXATILE
HEXATILE(ヘキサタイル)は図形を使ったゲームを作りたいと考えデザインしました。ルール決めにとても苦労した作品です。対象年齢8歳以上 プレー人数2~3名 プレー時間 10分~20分▼目的 NEW 相手が置いたタイルからひとつ以上離れた場所に交互に置き、自分の色の菱形(ダイア)を3つ利用して模様を作り、点数を競います。駒は共用です。先手プレーヤーの最初の1手はどこにでも置けます。 ※3人プレー時はそれぞれ好きな場所にタイルを置けます。もちろん1つ以上離すルールをつかっても結構です。▼使用する盤と駒■ゲーム盤蜂の巣状の19ヘックスを利用します。拡張版もあります。■駒 3色の菱形の並びが異なる6角形を使用します。19枚で1セット分です。タイルのことをヘクサタイルと呼びます。 配色が異なるものが2種類あり、裏が白いタイルが9枚、赤が10枚あります。タイル数を平等にするため、10枚のうち1枚を裏返し、島として中央、もしくは好きな位置に配置します。先手のプレーヤーが黒か赤の好きな色を選びます。黄色は中立色ですが、3人プレーの際はプレーヤーカラーとなります。▼ゲームの始め方 裏が赤いタイル1枚を裏返し、島として盤の中央に配置します。▼手番にできること ■タイルを1枚選び、盤に置く事ができます。ただし後手以降は相手が置いたタイルから1つ以上離れた距離にしか置けません。1つ以上離れたところが開いていないときは好きな場所に置けます。 ▼ゲーム終了について NEW■タイルを置き終えた時点で終了とし、獲得ポイントとボーナスポイントの合計が多い人の勝ちです。同点時はチェインロープを省いたポイントが多い人の勝ちです。▼基本ルールにおける得点パターン■得点計算を最後に行うと間違えやすいため、ポイントパターンができた際にポイント分のチップを獲得します。 ラジアン 2点 左写真参照3つのダイアを等角放射状に集める。スーパーラジアン 5点 右写真参照2人で対戦時、自分の色と中立の色でラジアンを完成させる。ストレート 1点 左写真参照3つのダイアがまっすぐ並ぶ。セット 1点 左写真参照3つのダイアが集まり、6角形を構成する。アロー 1点 右写真参照3つのダイアで矢の形を作る。注:人の色の模様を作ってしまった場合、その色のプレーヤーの得点となります。▼アローについて NEWアローはセットとの2択にできる有効なパターンですが、2つのルールがあります。ルール1 アローとセットをつなげることはできない。ルール2 アローをチェインに含む事はできない。(チェインロープには含む事ができます)以上のルールを侵した場合、アローを含んだポイントパターンは0点になります。事前にセットやストレートで得たチップは返却です。▼チェインについてストレートとラジアンやセットをつなげる事をチェインと呼びます。ストレートに4つめのダイヤを並べても無効とします。※チェインの有無、4ストレート、5ストレートの点数化なども使用者間で決める事もできます。▼チェインロープについて■HEXATILEの逆転要素です。チェインロープとは連続する菱形の長さがそのままポイントになります。駒をすべて置き終えたあとにチェインロープの長さを数えます。この際の長さとは、菱形の鋭角同士がつながっていれば、折れ曲がっていても構いません。二又や三又に分かれた際は、一番長い部分をポイントとします。下の図では黒6点、赤7点の加算となります。ちなみに上の採点結果は以下の通りです。黒S ラジアン5p ラジアン2×2=4p Cロープ6p(合計15p)赤1 ストレート1p Cロープ7p(合計8p)15対8で黒の勝ちです。▼ヴァリアント■タイル使用に運の要素を。NEW 1.タイルを袋に入れて見ないで1枚引く。袋も標準でおつけします。 2.相手が相手の使用駒を選ぶ。■一度引いた駒を必ず使用■となりにしか置けない。 基本ルールとは逆に隣接したところにしか置けない。■どこにでも置けるルール 相手の配置に関係なくどこにでも置けます。■勝利条件ラジアン ラジアンを作成した段階で勝利となりますが、最後まで完成しなかった際は、獲得ポイントで勝敗を決めます。■勝利条件チェインロープ チェインロープの長さだけを競います。ポイントパターンは関係ありません。■フリーマッチ ボード未使用島でプレイし、1つとばし置きルールと島をなくし、自由にタイルを配置して競う。■バラエティーマッチ 対戦中同じポイントパターンは得点にならない。違うポイントパターンを作らなくてはならない。などなどいろいろと考える事ができます。▼ゲーム以外の遊び方■モザイクとして模様を作って楽しめます。