テラス(ベランダ)で杉足場板を使いたい!
タイトルの通り「戸建て住宅のテラスやベランダで杉足場板を使いたい!」というご要望が随分多くなってきました。一貫して屋外での足場板の使用についてNGとさせていただいておりましたが、一定の条件を満たすことによって、これまでにない快適な空間を作り出すことも可能です。ということで以下がWOODPROのご利用ガイドラインです。●使い古した杉足場板(古材)は耐久性に不安がありおススメできない。〇新品の足場板、または防腐処理を施した足場板であればOK。●新品といえども、直接地面(=土)に接する使い方は腐朽菌に侵されるのでNG。☆新品の足場板をより安心してご利用いただけるよう、腐朽菌対策を講じた【屋外用足場板(鉄サビ塗装仕上げ)】、さらに防腐剤を加圧注入した「屋外用足場板(防腐剤注入)」をラインナップしましたのでこちらをご利用ください。実際に店長自宅で施工した様子を以下レポートしますので参考にしてください。【屋外用足場板(鉄サビ塗装仕上げ)】戸建て住宅3階のテラス(屋根なし)部分に施工しました。納品時は板を天日乾燥する際の桟木の跡が目立ちますが、経年と共に馴染んでいきますので少々辛抱を。素足でも楽しみたかったので、表面と角面はサンディングを施してあります。施工は下地の樹脂マットの上に転ばし根太(ネタ)式(防腐剤処理された4×4インチ角材を等間隔に並べる)とし、65mmのステンレスビスで固定しています。「屋外用足場板(防腐剤注入)」戸建て住宅2階のベランダ(屋根なし、奥行1400mm×幅7400mm)部分に施工しました。240mm幅の板を30枚使用しています。施工は下地の樹脂マットの上に転ばし根太(ネタ)式(屋外用塗料を塗布した2×4インチ角材を等間隔に並べる)とし、足場板は実験的に敢えて固定していません。上を歩くとカタコトと音がしますが、なかなか心地いいです♪板と板の隙間は10mmみています。こちらの板も3階同様に素足でも歩けるよう、軽くサンディングを施してあります。長さ2000mmの板を長さカットした断面です。防腐剤が板の中まで浸み込んでいるのが分かります。以上、施工レポートでした。経年変化の様子も追ってレポートしますのでお楽しみに(^^)2階のベランダ、施工から3週間後です。施工直後はちょっとグリーンっぽかった色合いも、日焼けして落ち着いたブラウンに変化しています。この先はグレイッシュに変化していく予定です。