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 Woog@ Re[1]:ギャルメット(05/16) >くまおやGさん コメント、ありがとう…
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2005.09.20
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カテゴリ:prog rock
FREEWILL2枚目のアルバムが
「NEVER ACT」。
「自由意志」という名のバンドが
「行動するな」というアルバムを出す。
奇をてらったのではない。
その美しく悲しく儚く重いサウンドの中には
真摯で深い感性と知性があった。

1 The Entrance          1:43
2 Izanai              8:38
3 Fortress             2:33
4 The Almighty God        3:03
5 Maelstrom            4:08
6 Law               6:38
7 Kaff              15:18
8 Cave               9:14


全編に散りばめられた、
数々の美しくてノスタルジックな旋律を、
音楽に造詣の深いある人は「アラビア的だ」と言った。
それらが決してバラバラにならず、
有機的に、ある世界を構成している奇跡を体験できるアルバムが、
このNEVER ACTである。
            それは、自己の再発見に繋がる快感でもあった


 The Entrance(入り口)
キーボードのハーモニーが新たな世界を提示するかのように、
聞き手を迎え入れる。
朝もやがかかった山頂に立っているかのようである。
控えめに登場するメロディーはいつまでも懐かしい。

 Izanai(誘い)
前曲の旋律を発展させた、
いくつもの哀愁に満ちたメロディが絡み合い、
いままで経験したことのない世界が広がっていく。
多くのメロディが登場するのがこのアルバムの特色の一つである。
(よろしければこちらもご覧下さい。)

 Fortress(要塞)
ヘヴィーな破壊的リフに乗り、
キーボードが半ば絶望的にメロディを奏でる。
やはり戦争を暗示しているのだろうか。

 The Almighty God(全能の神)
一転して、穏やかにギターが語りかける。これは神の恩寵。
Fortressでの荒々しい心を鎮めるかのように。 

 Maelstrom(大混乱)
このアルバムの中で最もシンフォニックな曲である。
タイトルとは違い、調性が際だつ。
これは、大混乱後の、全て破壊された後の、
静けさと希望を提示しているのかもしれない。

  Law(法)
ノスタルジーの悲しみが溢れる作品。
希望を持って法律を作り出した人々の情熱と、
法律が形骸化されていく虚しさを歌っているのだろか。

 Kaff(神の手)
アラビア語のタイトルがついた
アルバム中最も長いこの作品は
ライブでも常に演奏されていた。

人の声が聞こえるが、これは合成されたものである。
曲調は素早く移り変わっていく。
神の気紛れかもしれない。
旋律も多様で、ほとんどが懐かしいものであるが、
前衛的なものやハードロック調のものまで登場する。

   プログレに詳しい人に初めて聞いてもらった時、
   ラッシュの影響があるのでは、という感想をいただいた

 Cave(洞窟)
最後には異色のサウンドが待っていた。
ドラムが活躍する、メロディが希薄なこの洞窟は、
無機質な現代世界を告発しているのか。
そして、後半に現れるサウンドは、
我々がこのアルバムで慣れ親しみ、
感動してきたものとは異質であり、
明るく、希望の未来を予感させるのである。 

 



彼らのサイトはここです。
作品のサンプルや映像もあります。

NEVER ACTはMUSIC TERMで購入できます。
こちらへどうぞ。


もう少し詳細な紹介はフリーページに書いてあります。
興味がある方は、こここっちをよろしくお願いします。




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Last updated  2005.09.20 21:57:38
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