Napping of Woog

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めて来ていただいた方に

　
　10月19日(月)　新宿レッドクロス
　先月はアコースティックライブを行いましたから
　ロックバンド零式のステージは２ヶ月ぶりです。

　零式は期待通り、迫力のある熱い演奏を披露してくれました
　『無防備』の市井監督も見守る中で
　「愛の讃歌」のSEが流れ、零式のステージ登場前のかけ声が聞こえ
　ボーカル以外のメンバーが登場します。


左手を握る人
月走
月夜の晩に
素晴らしき世界
隼


　説得力とリアリティのある朝真裕稀のボーカルとパフォーマンス
　ベースの伊達将人はクールの表情とは裏腹に、長い髪がうねります。

　ドラムの有馬圭二郎は体全体でリズムを生み出し
　零式でプレイできる楽しさを爆発させています
　メガネを取った彼は、いつもと違った美しい顔をしてました。

　「月」がタイトルに付く２曲の前、朝真は
　太陽は万人を照らすけど、月は見る者しか照らさない
　零式もそんなバンドになりたい、と語ります
　彼は月が大好き。


　ところで、零式は７月、８月そしてこの10月と
　毎月ギターが違っていましたが
　過渡期を経験した零式は、ついに新たなギタリストを迎えました　
　三梨隼(ﾐﾂﾅｼ ｼﾞｭﾝ)。





　このライブに彼が出る、という話を聞いて以来
　ぼくはとても楽しみにしていましたが
　果たしてどれほどの腕なのか、心配でもあったのです。
　　　　お前が心配するこたないよ、というご意見はごもっともです(笑)

　レッドクロスに入ってすぐ、ケイジ、将人
　そして、この三梨隼に会いました
　ぼくは隼に「初ステージ、がんばってよ」と肩を叩いて声をかけましたら
　暗くてはっきりしませんでしたが
　彼はにっこりして、あまり緊張していないようでした。

　　　　朝真がイケメンギタリストと言ってた彼です
　　　　　字は違いますが、同じく「じゅん」と言う名前の有名アイドルに似てませんか？
　　　　いえいえ、井上順とは違いますよ(笑)

　ステージ上の隼は多少、緊張しているようでした
　でも、ガチガチではなく、きれいな音で演奏していきます
　その緊張を感じた朝真に、ソロの途中でカンチョーされて苦笑いしたり。

　ケイジよりも若い彼は、これからますます進化して行くでしょう。

　新たな歴史を刻んだ零式を、よろしくお願いします。