2012/04/15(日)01:17
毛球症予防について効果的な方法
夏日が来たような一日だった。
昼間は暑いので、ゾフィーもケージの中でおとなしくさせていた。
日差しを避ければ、そこそこ爽やかな風がベランダから入ってくる。西向きベランダの欠点は、夏の日差しだ。
ウサギ向けに日陰を作ってやらないといけない。
暑さが増してくると、換毛も一気に進む。
もわもわのベビーファーが、ケージのまわりについているのだが、絡んで掃除しにくいことこのうえない。
ウサギの飼育本を読んでいると、換毛期の注意事項としては、毛球症を起こさないようにすることとある。
毛球症は、ウサギの胃腸に自分の毛がたまってしまうことで起きる胃腸のトラブル。
下手すると死んでしまうこともあるので、油断大敵。
吐くことのできないウサギにとって、毛が体内から外にでなければ、そのままたまってしまう。
しかし、ほとんどの飼育書にはあるように、ウサギは毛球症になりやすい動物というわけではなく、長毛だと毛球症になりやすいということではない。
もし、胃腸が正常に動いていれば、毛は●とともに外に排出される。換毛のときの●を見ていると、数珠つながりの●を見ることがある。
毛球症は、いうなれば胃腸が正常に動かないことで起きる症状なのだ。
これを解消するには、●が数珠つながりになっていたり、換毛期には、ファイバーを多く摂取させるか、ウサギの体に負担のない酵素を食べさせる。
●の様子をみていて、普段より小さくなるようだったら、すでに胃腸の動きが悪くなっているのかもしれない。
酵素は、パパイヤの酵素(パパイヤエンザイム)がお勧めだ。香りもよくて甘くおいしいので、どのウサギも喜んで食べる。
私が長く使っているのは、これ
Puritan's Pride
90錠入を2本(約10ドル)買うと、今なら4本タダでついてくる。
今でなくても、この手のセールをよくやっているのも、Puritanが好きな理由。
パパイヤ酵素は、毎日予防的に食べさせるよりも、前述のような症状がでたら、大量に集中的に短期間与えてほうが効果がある。
たとえば、ドワーフのジャージならば、5錠くらいを3日間くらいというように。
普段も与えるが、これは酵素の効果というよりも、おやつというかご褒美のようなものだ。
甘いにおいのせいか、どのウサギも大好きで、どんなに隠れていてもボトルをふって音を立てると、ゾフィーは猛スピードで走ってくる。
ウサギの胃腸のためというので、ヨーグルトやビフィズス菌、はては納豆菌まで売っているが、ウサギの腸はとてもデリケートであるので、ウサギの体内にもともと存在しない菌を接種させることに賛成できない。一度腸内バランスが崩れると、健康状態に戻すのは容易ではないのだ。
牧草を餌の主体にするのは大反対だが、毛球症予防ということでは、お役立ちアイテムだとは思う。