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エッセイストでレイキカウンセラー（R）の矢尾こと葉です。
東京国立と大阪福島を拠点に、たましいの発芽を応援中！！
夫のひろあきさんとつくっているHatsuga Retreat Studioは、
東京は庭付き一軒家スタイル。大阪はマンションスタイルです。
レイキ（外気功）教室を中心とした愛と癒しの自己成長スクールで、
どちらもナチュラルライフショップを併設しています。
宇宙エネルギーを使い、自己を癒すと、すべての思いは叶います。
ぜひぜひ遊び＆癒し＆学び＆休み＆体験にお越しください♪♪♪
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●晩秋の長野旅、旅の片づけ、洗濯機、ツギツギオリコ作品「黒龍」。




こと葉です～。

10日ぶりに東京国立のスタジオへ戻ってきました。

庭の紅葉がずいぶん紅葉していましたよ～。

そして国立のメインストリート、大学通りの銀杏は美しい黄金色になっていました。



今回、大阪から長野に移動して、

そこで夫のホトケさんと落ち合って、車で帰宅。

連休は長野市、松本市に滞在しました。

高速道路を走りながら見えた夕焼け空に浮かび上がる富士山の姿が、

優美ですばらしかったです。

ほんの少し雪を被った山頂がピンク色に輝いて、

たなびく雲海は姫のドレスのようでした。








今年はひと月に平均して10日くらい出かけていることが多くて、

このリズムはもう慣れたものになりました。

一度出ると、月の３分の１くらいは東京にいない…という感覚です。

以前は出張も旅も全行程をホトケさんと一緒に移動していたのですが、

昨年から別行動の時間を増やしています。

ホトケさんが東京にいてくれる、その安心感からか、

私自身はより自由になったみたいです。

おかげで留守の間家に残した植物たちも元気でいてくれていますし、

彼も「木くずが～！！」とうるさい妻の居ぬ間に、

大好きな木工を自由にできる時間があるので、きっとふたりにとってちょうどいいのでしょうね。



ＪＲ国立駅前のスタジオから、今の一軒家のスタジオへ移って、そろそろ２年。

先日は床下からの隙間風防止のためのリフォームもしてもらったので、

スタジオはますます快適そのものになりました。ありがたい限りです♪




以前は旅支度を苦手としていて、

準備にずいぶん時間がかかっていた私でしたが、

その点はかなり手馴れました。

旅慣れた…というと言い過ぎですが、自分としては大きな成長を感じています。

これは、なんといっても、2016年に手持ちの服をリネン服に統一して、

仕事着と日常着を一緒にしてしまったことが大きいです。

かなりの勝因かと。

普段着ている服をそのままキャリーケースに詰めればよいので、

どれを持っていくかの迷いがなくなり、気分も楽で時短になりました。

昨年は「リネン服の旅支度」と称して、旅の服をいかに少数精鋭にするかの取組結果を、

写真付きでアップしていましたが、

最近しなくなったのは、１年通してトライしたおかげで、

もうパターンが出来上がってしまったから。

「あれ、持ってくればよかった！」や「あれ忘れた！」などの失敗も少なくなりました。




ただ、悲しいことに、

どこかに服やファッション小物を置き忘れて紛失するということが起こっています。

こればかりは旅をする分、失くす機会も多いわけで、以前にはなかったことです…。

あの子もこの子もいつのまにいなくなったの…？！

ついさっきも、ホテルに忘れ物の問い合わせ電話をしたばかり…。

「見つかりました」とアファメーションして、レイキをして希望をもって待ちます。

はっ。服に名前を書いておいたらいいかもしれない。保育園児みたいに。





そして、出張や旅から家に戻って、まずすることは掃除と洗濯です。

ホコリと汚れものがたまっている状態はどうにも居心地が悪くて、

へろへろになりながらもやってしまいます。

今回も帰宅後に張り切って全自動洗濯機を１日３回転させていたら、

なんと２日目に故障サイン！

乾燥ができなくなってしまいました…。

カスタマーセンターに電話をすると、そろそろ部品の替え時だったようです。

すぐ出張対応してもらえることになりました。





実はうちの中にある家電の中で、一番の高級家電と言ってもいいのが洗濯機。

夫婦ふたりで運営しているレイキスクール「発芽＊レイキアカデミー」の仕事が激務になってきて、

ヘルプミー！となったとき、思い切って購入したドラム式全自動洗濯機です。

あれは2008年のことでした。

もう本当に夢のマシンです！！

というのも結婚以来ずっと共働きのわが家で、

洗濯は長年私の悩みの種で、

外に干せば夕方取り込むのが難しく、室内に干せば湿気や匂いや乾き具合に満足できず。




結婚と同時に東京に出てきて、それから家は何度も引っ越ししたけれど、

ベランダの人目や排気ガスが気になって干しにくい家のときもあったし、

一階の家のときは防犯上気になってやっぱり外に干しにくくて。

室内干しをしたらひどい結露になり、カーテンにカビが発生した悲劇もありました！！




だから、この全自動洗濯機が家に来てくれたときは、本当にうれしかったんですよね！

洗濯機様と呼びたいくらい、助けられています。




スクールが大繁盛だったときは、

おかげさまでお客様がたくさん来てくださって、

その喜びと同じくらい働く時間が長く、家には寝に帰るだけ。

夕食のほとんどが外食だったときもありました。

今はほぼ自炊できているし、家事をする余裕もあるのですが、

乾燥までしてくれる全自動洗濯機の恩恵に浴していることに変わりありません。

洗濯機様にはまだまだ現役続行していただきたいので、

レイキをかけて、長持ちしてくれるように頼みます！




さて、今日はなぜか洗濯機話になりました。





もう一つ最近洗濯機に感謝しているのは、

私が「手織り大好き・ツギツギオリコ」に変身したとき、

織ったばかりの布を縮絨（しゅくじゅう）するのに大活躍してくれる相棒だということです！

頼りになる家事のお助けマシーンというだけでなく、

趣味の相棒という側面が昨年から加わりました♪



手織りをしたことのない方のために少し解説すると、

織ったばかりの手織りの布は、洗濯機で洗いに掛けることで糸が起毛して絡み合い、

ふわっと風合いよく仕上がります。

この起毛するプロセスがたまらない！！

一言でいうと、萌える！！



私が大好きでよく織っているカシミアは、

縮絨によって大変身する糸なのです。

決して、織って終わりではないのです。



カシミアが起毛してフェルト化するのが何より楽しみで、

少々飽きが来ても！その姿を見るのを励みに織り続けられると言っても過言ではありません。

縮絨をする日はワクワクして洗濯機に張り付いて、

タイマーで時間を測りながら縮み具合をチェックする私がいます。



家の洗濯機によって、縮絨に必要な時間などは違ってくるので、

うまい具合に縮絨するには、自分が使う洗濯機の質を理解することが肝心です。

これは多分、料理やお菓子を作るのが好きな人が、

キッチンのマイオーブンを愛しているのと同じような感覚ではないかと思うのですが、

私もわが家の洗濯機ラブで、共同作業をしているような気分です。




最新作は、先月大阪で織って東京で縮絨したばかりの大判ショール、

作品名「黒龍」です！

タテ糸黒綿、ヨコ糸カシミアで織りました♪

「黒龍」といういかつい名前、にしては地味な仕上がりとなりました。

なにしろ大きくて、限られた時間内に必要な長さを織るので精いっぱいだったからな…。

凝ったことは何もできませんでした。




完成写真を撮りたくて、

よく晴れた松本の街で、

ホトケさんがジュディ・オングばりに広げてくれたのですが（ありがとう）、

写真では肝心の風合いが伝わらないですねっ。







なかなか縮絨しないので、合計で53分も洗っていたら、

洗濯機から出したときもふもふの毛布のようになりました。

ものすごくあったかいです。

タテ糸が綿なので、カシミア100％よりも重さがあるのですが、

その重さがあるからこそ体に沿って下がるから、

風があるときにふわふわ浮かなくていいですねと、

現在松本在住のわがスクールの講師ゆきちゃんが言ってくれました。

いいところに目を向けて、美徳を探すとはこのこと。

「ゆきちゃん、知っていたけどなんていい人なんでしょう♪」と感動しました。



手織り、おもしろいですよ！

12月にもまた織りに行こうと計画しているので、

そのときはどんな作品を織ろうかなと今から楽しみです。





長野ではすばらしい出会いと気づきをたくさん受け取りました。

旅や趣味、心通う人たちとの会話、美しいものを見たり体験したり。

こういうことが心の栄養になるし、本当に幸せだと感じます。






みなさま、どうぞすばらしい晩秋をお過ごしくださいね。



愛と感謝を込めて。



発芽＊レイキアカデミー

矢尾こと葉