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カテゴリ:救急法
先日、2日間続けて救急法の講習に行ってきた。今回は夏休みにプールの監視をする大人が対象。そこでAEDの使い方を含めた講習を行ったのだが...
もうかなりAEDについては認知されてきたなというのが講習を通しての印象。以前のように「AED?なにそれ?」みたいな反応はかなり少なくなってきた。救急法の講習を受けた人もかなりいて、初めて講習を受けるという人が数名いるくらい。 が、ここにきて、講習を受け、知識を得たが故の問題が出て来ているような気がする。 というのは、そもそもAEDは「機械の指示に従って行う」が大前提。理由は医師法等の法令に抵触しないため。もともと、AEDを使用するということは医療行為にあたるとされ、一般市民が行うことができなかったわけだ。それを一般市民が使用できるようにするために、「機械の指示通りに行う」ということで本人の判断でおこなったものではないとし、法に抵触しないという理屈付けを行った。 だから、講習のとき、必ずこのことは説明するのだが、知ってるとやってしまうんだよね。ちゃんと機械の指示に従うようにと言ってるのに、本体の電源を入れずにそそくさと人形の服を脱がしてパッドを貼りだしたり... 1回の講習の中で「AEDは最初にふたを開けて電源ポタンを押す」と何度も言うはめになる。電源入れなきゃ機械が何も言えないでしょ、と。 以前は、AEDを知らないためにいろいろなことをやってた人がいたもんだけど、最近は知っているために先走ってしまう人が増えてきてるんだよなあ。 せっかく善意でおこなったのに後になって法に問われるケースがでなきゃいいんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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