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カテゴリ:新型コロナ
マスク着用拒否が発端で飛行機から降ろされたというのが最近2件あった。
ピーチエアとJAL系の会社だったと思うけど、いずれも機長の判断で降機されている。 それについては賛否があるのだが、そもそもなんでそこまで抵抗するかね? 国際線で10時間もの間、マスクをせいと言われたら、ちょっと考えるなあ。 実際、普段から慣れていないと息苦しいのは間違いない。 もっとも息苦しくないマスクはその効果が危ぶまれるわけだが。 国内線だと、まあ2時間くらいなもんか。 その間、マスク着用のお願いがあったなら、形ばかりでもしておくわけにはいかないのかねえ。 今はどこの航空会社でもマスク着用は義務ではないけど、それに近いお願いをしていると思う。 場合により、搭乗を拒否すると書いてるからね。 これは航空会社の都合にはなるんだろうけど、万一、機内でクラスターが発生したときのリスクを考えてのもの。 一旦、クラスt-が発生しようものなら、下手すると全便を止めなければならない事態にもなりかねない。 かといって、新型コロナに関してマスク着用を法令で定められているわけではない。 国のガイドラインによっても、「蜜なところではマスク着用を」と訴えているだけだ。 が、航空会社は自社の考えでマスク着用を義務としてもいいわけだ。 その会社の決まりごとだからな。 ただ、どの会社もはっきりと義務化しているところはあまりない。 確か、マスクしてなかったら搭乗を拒否するとしているところもあったかな? いずれにせよ、以前にも書いたが、機内ってけっこう狭かったりするわけで、隣の人とはほぼ密着状態。 逃げ場はない。 今は一席開けるくらいの配慮はしているのかどうかは知らんが、隣にマスクをしていない人がいるというだけで、不安になるのは致し方あるまい。 ましてや、せき込まれたり、ぶつぶつと独り言言われてたりした日には、「誰かどうにかしてよ」と思いたくもなる。 いくら自分は感染していないからと言っても、赤の他人がそれを知る由もないわけだ。 つまり、今のご時世、密な状態でマスクをしないというのは他人に不安を与える行為になってしまっているということだ。 その評価はともかく、事実はそうだ。 つまり、機内においては、安全を害する恐れのある行為だとみなされてしまうわけ、マスクをしないというのはね。 お願いだからやらないっていうのは、もうやめようや。 命令だというと角が立つから「お願い」と言ってるだけで、実質的には「命令」だ。 機長が乗客に柔らかく「命令」しているわけで、額面通りに受け取って「お願いだから強制ではないよね」ではないのだ。 日本ではそういう面倒なことをするけど、外国では当たり前に「命令」する。 キャビンアテンダントも、給仕係ではない。 機内の保安員だからな。 キャビンアテンダントの指示は機内の安全を確保するために行っているものなので「お願い」とは言っているが、それは強制されるものと思った方がいい。 とにかく、航空機内ではそこにいる全員が機長の指揮下にあると考えねばならないのだ。 ここまで書いたら「マスクをしなくていい」という考えは出てこないだろう? 機長は機内の安全を確保することを考えて行動している。 そこで出される指示がたとえ乗客にとって不合理なものであったとしても、まずは従わなければならない。 どうしてもそれに従えないというのであれば、そこから退場するしかないのだ。 まあ、それでもと言うなら、事前に調整をしておくべきだな。 乗る前に交渉して、マスクができないなら、その対応ができるのかどうか、ピーチエアの場合、座席の変更を促されたが、本来はそれに従わなければならないし、ピーチエアとしてはそれに従うことで乗機することを認めると言ってたわけだから、そこで素直に従い静かにしていれば新潟で降ろされることもなかっただろう。 これもゆがんだ「お客様は神様」から出てきた騒動なのかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月21日 18時12分41秒
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