打首獄門同好会というグループがいる。
そのグループが去年作った曲のタイトルだ。
アルバムになっているんだけど、そのアルバム自体がコロナに関係する曲を多く入れている。
しかし、これが曲のタイトルだもんなあ。
それだけ2020年ってのはインパクトが強かったということだ。
しかし、コロナもかかると大変ってのはあるんだが、それだけでは済まないんだよな。
これだけ去年から感染防止対策をとか不要不急の外出の自粛をとか言われ続けてはきたけれども、これだけ感染が拡大しているのは、決してデルタ株とか言われているウイルスが原因ではない。
単に、我慢しきれずに動き回っている都民どもをはじめとして、自分は罹らないだろうとか、若い世代は罹っても大したことないだろうとか思っているから感染が拡大していくわけだ。
それでいて罹ってしんどい思いをしたから、もっと気を付ければよかったとか後悔してる風なコメントを公開している人がいるけど、想像力がないことを露呈するだけだからやめた方がいい。
今は、コロナに罹った人だけの問題ではないのだ。
今、コロナに罹るとどうなるかというと、罹った本人のことはもういいわけだが、その周辺がけっこう大変なんだよ。
なんだっけ?「マスクなして2m以内の距離で15分以上会話したりした人」を濃厚接触者と定義して、たいていは自宅で待機してPCR検査を受けなければならないわけ。
去年の時点では、2週間自宅待機だったよな。
職場とか学校で出ると、その周辺の人が2週間待機を余儀なくされるわけで、その人はその間、仕事もなにもできないわけ。
テレワークが可能であればそれもできるかもしれないけど、自宅待機でもほぼ感染者同様の扱いを受けるわけだ。
で、2週間の間に2回の検査を経て陰性であれば2週間で待機生活も終了する。
万一、陽性だと、その周辺の人がまた同じことになるわけ。
これでも我慢できない人たちは何も思わないのだろうかね?
自分が罹るかどうかではなくて、自分が罹ったときに周囲がどうなるのかを考えたら、そうそう迂闊な行動はとれないと思うのだ。
正直な話、ここまでくるともうどれだけ気を付けたところで、どうにもならないのではないかと思ったりもする。
しかし、我慢した挙句にコロナに罹ったとか濃厚接触者で自宅待機を余儀なくされたとかになったら、今までの我慢はなんだったんだということになる。
それでも都民どもは「ちょっとならいいだろう」とか「自分だ大丈夫だから」とか根拠のない言い訳をしながら日本全国を飛び回っているわけだ。
もちろん、田舎もんが都会の事情も分からずに「USJやってるから行ってみよう」とか「今ならディズニーランド空いてるから行ってみよう」とかで家族総出で遊びにいったりするわけだ。
そりゃ、感染拡大が止まるわけないよ。
でも、元をただせば中国・武漢発の新型コロナウイルスが原因なわけで。
ことのとき中国が取った行動は、国内ではなかったことにすべく徹底して封鎖しているのに、国外への旅行は放置したこと。
おりしも春節と重なり、日本もバカだからウエルカム状態で中国からの来訪者を招き入れたわけだ。
このときはなんとか抑え込めそうだったのに、感染者数が減ったのをいいことにまた海外からの入国を緩めてしまったわけだ。
以降、日本は同じことを繰り返しているので、中国のせいばかりにはできないな。
同じ島国のニュージーランドはそうとう抑え込んでいるけど、ここは元々外からの持ち込みには敏感な国だ。
だからできる技なのかもしれないな。
いずれにしても新型コロナウイルスは憎いわけで、それを全世界に発信した中国を責めたくもなるが、その後の対応については日本もええ加減にせいと言わざるを得ない。
いつまで、こいつに怯えながら生活をせねばならんのだろうな。