今度は18歳以下限定で10万円をプレゼント。
これは一体なんのための給付金なのかね?
まあ、しくみは前回のでできているだろうからそんなに時間はかかるまいけど、10万円を配るためにまたどれだけの経費がかかることか。
自治体にとってはこのかかる経費の方がツライのではないかな?
給付金を配るためにまた、部署を作って予算を付けて...ただでさえワクチン接種の業務で人を駆り集めてやってるところにまた人が要るんですか?と。
ワクチン接種が終わったらいいじゃない?とか思うんかもしれんけど、3回目をやるんだろう?
前回のときに少なくとも代表口座はマイナンバーと紐づいたのではないかい?
あとはその世帯に18歳以下の子どもがいればその口座に勝手に振り込んだらいいじゃない。
それなら、国だけで対応できるだろう?
自治体から前回のデータをいただけばいいだけなのだからな。
基本的にデータがないのは、前回のときから新たに世帯を作った人だけだな。
そのためにどれだけの予算が必要なんだっけ?
それなら、消費税を1年間ほど2%ほど下げたらどうだ?
まあ、それだとお店が大変なんだよな。
レジも替えなきゃならんし、税の申告もあるし。
で、そもそも今回の給付金の目的はなんだ?
子育て世帯の応援ってことか?
なんか表面的にはコロナ対策っぽいんだけど、中身はどうやら違うようだな。
コロナで大変なのは子育て世帯だけではないからな。
それならまだ5万円でいいので全員に給付してくれた方がいいのではないかと思うぞ。
子育て支援ということであれば、高校までの学費を私学も含めてすべて無料にするとか、奨学金の返済をなしにするとか、いろいろとやり方はあるんじゃないか?
医療費だって今はかかるところとかからなところがあるみたいだけど、高校生以下はすべて無料にするとかな。
同じやるならそういう方面でやってもらった方がありがたみがあるんじゃないかなあ。
経済対策というなら、18歳以下という限定は意味がないしな。
個人的には高速1,000円乗り放題を復活させてほしいもんだが、さすがに鉄道、航空に遠慮してできないんだろうな。
もっと言えば、ガソリン代下げてくれよと言いたい。
石油価格が上がるというのは、生活全般の物価が上昇するということ。
「これは車に乗らんから関係ないよ」なんて言ってるようでは話にならんぞ。
燃料費が上がるということは、製造費にも影響が出るし、食品も当然影響を受ける。
電気代だって上がるから車に乗らなくても、石油価格の上昇の恩恵を受けてしまうわけだ。
まあ、そういったもろもろの問題を「18歳以下に10万円あげます」でないことにできるなら安いもんだよな。
多分、これって「65歳以上の人に10万円あげます」よりも安くつく計算なんじゃないか?
つまり、金をかけずにやってる感を出すにはちょうど良かったわけだ。
最近は「政治家は年寄ばかり優遇して若い世代には冷たい」なんて言われてたからな。
今一度、この「18歳以下への10万円の給付」が何のための政策なのかはっきりさせてほしいものだ。
決して安くはない税金が投入されるわけだからな。