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2021年12月31日
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カテゴリ:スキー
ボーゲンでは滑れるんだけど、なかなかパラレルに行けない人へ。

 最近は、ボーゲンからパラレルへの導入過程で二通りのやり方をすることが多い。

 緩斜面でボーゲンかから徐々にプルークスタンスを狭くしてパラレルスタンスに近づけていくのと、少し斜度のある斜面でシュテムターンを入れて交互操作から同時操作へと進めるやり方と。

 プルークスタンスを狭くしていく方法では、板の間で重心移動をさせていくわけなんだけど、スタンスを狭くしていくと、内スキーの上に重心が来るようになる。

 そうすると、エッジが外れてスキーがフラットになっていくんだけど、まずは、そのフラットになる状態までもっていって、そこからアウトエッジに切り替わるというところまでいくとパラレルスタンスに近づいていく。

 だけど、なかなかパラレルスタンスにならない場合があるわけで、それはプルークスタンスの方が安定するということが分かっているからだろ思うのだ。

 少し斜度があったりスピードが出てくると安定感を求めて自然にプルークスタンスになってくるわけ。

 そこで、そのレベルまできたら、今度は狭いスタンスで滑ってみるのがいいんじゃないかなと。

 このとき、板の間隔で考えるとけっこう難しい。

 板をぴったり揃えて滑ってというのは、今どきのカービングスキーではなかなか難しいものだ。

 なので、「膝をくっつけて滑る」と考えたらいいのではないかと。

 その方が板をそろえて滑れることは以前から知ってたんだけど、今回やってみて気が付いたことがある。

 それは、膝が伸びすぎないということ。

 X脚の人はともかく、膝を伸ばしたままくっつけるというのはちょっと難しい。

 足元はブーツがあって、それなりに幅があるので、普段のようには膝を付けられないわけ。

 そこで膝を付けるには膝を少し曲げないといけないわけだ。

 そのときに足首を少し緊張させてやると、それなりなポジションになるんだよね。

 後は、付けた膝を上下前後にすりすりしながらターンをしていくと。

 イメージとしてはモーグルのターンみたいかなあ。

 これはある程度スピードが出た方が安定しやすいので、ボーゲンでは問題なく滑れるけど、なかなかパラレルにいけないっていう人には試す価値ありかな?

 まあ、緩斜面...といっても少し斜度があった方がいいな、そこでちょっとスピードを出してやってみてはどうだろう。





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最終更新日  2021年12月31日 06時10分44秒
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