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2023年02月14日
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カテゴリ:スキー
内倒を修正するためにいろいろなバリエーションがあるのだが、ストックを使った方法をちょっと書いてみる。

 内倒については重心が内側に入り過ぎている状態とすると話が分かりにくくなるので、体が内側に傾き過ぎているとしよう。

 これをストックを使って修正していくのだが、まず、一番手っ取り早いのは「ターン外側のストックの先を雪面に着けたままターンする」こと。

 つまり、ターン外側のストックを引きずりながらターンするわけだ。

 これをやることで外傾姿勢を作ることができて、内側に入り過ぎた状態を修正することができる。

 特にターンの始動部分で頭から倒れていく人は、これをやることで、頭から倒れていくことを防ぐことができる。

 この外傾姿勢を作るためのバリエーションとして、ストックを持ったまま手を真横に広げて、ターンの外がwあに傾いて外がwあのストックを雪面に着けるというのもある。

 これでストックを持ってなければ外側の手を膝の横とか場合によってはブーツを触るとかもある。

 が、普段滑っている中で簡単にやってみようと思ったら、単純にターン外側のストックを引きずりながらターンしてみるのがいいんじゃないかと思う。

 これをやるときの注意点は「ターンの切り替えのところでストックも切り替える」ってこと。

 ターンの仕上げまでストックをひきずって、切り替えの部分でストックも切り替えてターン始動の部分から引きずっていくことだ。

 このバリエーションはパラレルスタンスはもちろん、プルークスタンスでもできる。

 もう一つ気を付けないといけないのは手の位置。

 普段滑るときの手の位置を変えてはならない。

 そのままストックを引きずっていくのだ。

 これをやるときに手の位置が後ろに下がる人がけっこういたりするけど、これだとターン始動の部分で変なひねりの姿勢が出てしまう。

 あくまでも普段の滑りと同じでなければならないのだ。

 普段から手の位置が下がっている人はまずここを修正しないといけないな。

 手が下がっているときはたいてい後傾になっているからな。

 ストックを使うと言ってもこの方法は割と普段の滑りの中でなにげなく使えたりして、体のバランスをチェックするにはけっこう効果的なので、一度試してもらいたいものではある。





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最終更新日  2023年02月14日 05時51分23秒
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