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カテゴリ:スキー
まずはIT検定の中のセミブロンズ。 検定コースの条件は①コースの幅が30m以上、②斜度が4~10°の緩斜面、③コースの長さが100m、④雪面状況は整地、となる。 まあ、初心者ゲレンデとかファミリーゲレンデと呼ばれているコースが該当しそうだ。 ただ、4°と10°ではけっこう印象が違う。 滑れる人にとっては4°というと、ほぼ平地と変わらないが、初心者にとっては悪魔の傾きだ。 10°となるとけっこう斜度があるように感じられるかもしれない。 種目はプルークボーゲンで2回滑ることができる。 合格点は60点以上。 検定時の着目点は次の3つ。 ①適度なプルークを保っている。 ②弧の大きさが条件にあっている。 ③安定したポジションでスキー操作を行っている。 ①はスタンスに関するもので、斜度にあったもの、つまりきちんとスピードのコントロールができているかどうかってことになる。 先に書いたように斜度は4~10°なので、4°の斜面であまりにテールを開き過ぎたりとか、10°の斜面なのにパラレルに近いスタンスだったりとかだとスピードコントロールがうまくできない。 スタンスに関しては、トップがくっついていてもだめだし離れすぎていてもだめってこと。 だいたいこぶし1個分とか言うけど、だいたい10cmくらいかな? 15cmはだめか?と言われるとだめとは言わない。 テールの開きもだいたい正三角形くらいというけど、これも斜度やスピードに応じて変わるから、これだ!というのはない。 ただ、テールが開いてなくてオーバースピードになったり、150°くらい開いてたり(実際見たことがある)して進まなかったりではだめだってこと。 ②はターンサイズやターン弧の形なんだけど、ターンサイズに関してはだいたい4~6ターンくらいできたらいいんじゃないかな? ターン弧は半円に近い形がいいんだけど、そのあたりは斜面に応じてということになりそうだ。 ただ、コースの端から端まで斜滑降で滑って、コースの端で小さく向きを変えてまた斜滑降で反対の端まで...っていうのはだめだな。 ターンサイズに応じて外スキーに荷重して滑らかに回ることができるってのが肝だ。 ③に関しては滑走時にしっかりとバランスがとれているかどうかってこと。 これは、しっかりと重心移動ができてるかどうかって話にもなる。 プルークボーゲンだと、左右に傾きながら重心移動をしたりするけど、あまりに極端だとまずいなってことになる。 スキーを始めたらまずはプルークボーゲンを習得することになるが、ボーゲンで滑れるようになったなと感じたら、セミブロンズを受けてみてもいいんじゃないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月31日 05時58分32秒
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